令和4年度復興支援事業に採択されました。道の駅たのはた生産組合マルシェ支援活動がテーマです。第一回目はコスモファーム代表取締中村敏樹先生の講義。「少量多品目栽培で儲かる農業」の著者でもあり、道の駅の仕事も多数依頼があるそうです。
会に先立ち田野畑村村長よりお言葉をいただきました。1日1000円の収入を2000円にしましょう。高齢化が進む生産者ではありますが、健康で意欲があればまだまだ稼げます。そして生きがいになります。
全国を飛び回り講演や道の駅などで指導を行う中村先生です。自社の畑で200種類の野菜を作り、市場流通なしで販売しています。日本の農業の85%は中山間地域の農家さん。高齢化も進んでいますが、この方々が農業を継続することが地域の活性化に繋がります。日本各地に道の駅・産直がありますが、賑わいはやはり産直の野菜・果物が豊富な場所。魅力ある商品を出荷するためにはどうしたら良いのか、たくさんの示唆を与えてもらいました。
次回は通称きのこ王子から「きのこ」についての講義を予定しています。採取の経験はあっても勘違い、間違いはゼロではありません。毎年キノコによる食中毒はあとを絶えません。出荷者や売り場担当者も知識が必須です。