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農業5月号に寄稿しました。

「美味しい機能性表示食品」というタイトルで、機能性食人表示制度では野菜・果物の本当の健康価値を表現できないことを具体的に解説しました。

「暮らしのみなおし講演会」講演しました

みやぎ生協主催講演会で講師をつとめました。

人生100年時代、健康に過ごすための食生活や、老化していく身体と向き合う抗加齢医学的な視点を解説しました。

野菜とサプリメントの違いについて解説。機能性表示食品の制度の基礎となるエビデンス(根拠)のとらえ方、考え方を解説しました。難しいかな?とは思いましたが、会場の反応は良かったと思います。

食生産はかなり危うい。なのにこのいびつな社会構造。講演最後のスライドです。

寒じめほうれん草フェスティバル2024

JA新岩手の協力のもと久慈地区の野菜ソムリエチームとともにイベントを開催しました。久慈市遠藤市長のご臨席も賜り、生産者にフォーカスした内容でした。

地元新聞記事の内容は「美味しい・楽しい」。私の気持ちの中は別です。

機能性表示登録を目指していたころは、岩手県機能性食材活用研究会があって、大学や研究機関からの参加も沢山ありました。今は消滅したこの研究会ですが、結局「活用」にたどり着いたのは「寒じめほうれん草」のみ。その時の地元新聞の記事が残っていました。作るだけではない、生産を持続継続していけるだけの価格、それは大学や研究者が興味を示さない事が残念です。今も私の視座は生産者の生活です。