投稿者: 宮田 恵

野菜・果物の機能性を解説する講義

野菜ソムリエ・ネクストステージ、機能性を語らずして野菜ソムリエと名乗るべからず】全国で仕事を展開している野菜ソムリエの方々に講義を90分間。ファイトケミカルの研究は進み、色々な情報が得られるようになったものの、野菜の魅力の一つとして生活者にどのように伝えるべきか?皆さんで議論しながらステップアップしていく会がスタートしました。前半はアンチエイジングや抗酸化力(能)、美肌などの言葉の定義、後半は、機能性表示登録が受理された生鮮食品の解説と、少量でも機能し健康に寄与している成分の解説(臓器でなくシステムで語れ)、最後にサナテックシード社の方からハイギャバトマトの解説がありました。私たちは常にニュートラルな立場で野菜果物を語る立場にいす。

皆さん、真剣です。

後半30分は会場をお借りしたサナテックシード社の方からハイギャバトマトの講義。ゲノム編集の解説を聞くと、狙い撃ち品種改良とも言いかえられます(遺伝子組み換えとは異なる)。食糧生産への科学技術の進歩の対極には自然派志向が。なにが正義か?よく考えて声を上げるべきですね。

講義終了後はランチ交流会。これからの野菜ソムリエの方向性について意見交換できました。

職場健診の目的と意義

職場健診を受ける側にも守るべき義務があります。健診結果の解釈でのピットフォールなど簡単に解説しました。

産業医から社員の皆さまへ「健診について」

寒じめほうれん草フェスティバル2025開催

R7/1/19 道の駅北三陸にて開催しました。昨年にひき続きJA新いわて久慈と北三陸道の駅のご協力のもと開催できました。機能性表示登録の時からのお付き合いです。

久慈市長、IA新いわて常務が来賓として来て下さいました。食べ比べのほうれん草は県内5か所を準備。単に「甘い」だけでなく、寒じめ栽培技術がもたらす味の奥深さを説明したうえで参加者に投票してもらいました。

今回のN0.1は普代村の中村さん。若い農家さんたちが今後もこころ穏やかに生産を続けられるよう、微力ながら応援していきたいと思っています。

午後からは「人生100年時代の食育:北三陸の食材のすばらしさ」をわたくし、大門ミチが講義しました。野菜だけでなく、海藻、キノコ、短角牛(赤肉)、山葡萄など、機能性成分の解説を加えると、この地域のすばらしさを表現することになります。減塩だけでない健康寿命の延伸は、日々のエラーの蓄積を防ぐこと。その視点から食の大切さを解説いたしました。私「大門ミチ」は老眼でも関節痛で切れなくなっても、こうした医療機関を超えた活動を継続していきたいと思っています。