矢巾町健康セミナーで講師を勤めました。
矢巾町役場とのお付き合いは、岩手医大が移転する時期が決定した頃からでした。
これから開発が進むであろう町内、ビションを持ち岩手医大と協働していきたいと役場職員がお話しされていました。
その後、何度か情報交換を行い(学校給食の試食もさせて頂き)、今回、環境X健康の町づくりをテーマにしたイベントにお招きいただきました。
テーマは「良い食材で身体を治す」。医薬品が「効く」場所と、食が「治す」場所の違いを説明し、加工費でない良い食材を毎日食べる事の大切さをお話ししました。矢巾町は良い農家さんも沢山いらっしゃいます。近隣から食材を調達し、自分の年齢や体調に合わせて料理をし食べていく事は、環境面、健康面ともに未来を考えた健康法です。
後半は食材の食べ比べ。食品成分表では表現できない食材の持ち味(フィトケミカルなどの機能性成分)を体感して頂きました。
会場には若い方々も多く、矢巾町民の意識の高さを感じました。岩手医大そして周辺での統合医療は、矢巾町の自然環境と食生産を維持することにつながると考えています。
「寒じめほうれんそう」の生産販売等、実績検討会開催要領
1.趣旨
久慈地方で生産される「寒じめほうれんそう」は、令和元年7月30日、消費者庁から機能性表示食品として届出を受理され、12月から「機能性表示食品」と表記し県内外に販売を開始した。
生鮮食品としては岩手県初の事例となる「機能性表示食品・寒じめほうれんそう」について、今年度の取り組み実績を検討し、次年度に向け生産者、関係者の情報交換を通して生産意欲向上と農業振興を図るとともに、県民の食生活と健康増進に寄与する。
2.開催日時 令和2年 2月25日(火) 13:15 ~ 15:30
3.場所 エスポワールいわて 3F特別ホール
〒020-0021 岩手県盛岡市中央目1丁目1-38 TEL :019-623-6251 (代表)
4.内容
報告1 「機能性表示食品・寒じめほうれんそう」の生産と販売経過について (15分)
新岩手農業協同組合 久慈営農経済センター
米穀園芸課長 澤 里 文 昭 氏
報告2 消費者から見た「機能性表示食品・寒じめほうれんそう」への期待 (15分)
いわて生活協同組合 商品部農産チーム
産直担当商務 小 岩 孝 之 氏
講演3 健康保持への「機能性表示食品・寒じめほうれんそう」の意義 (15分)
医師・野菜ソムリエ上級プロ
宮 田 恵 氏
報告4 「機能性表示食品・寒じめほうれんそう」の販売戦略と消費地の需要動向 (15分)
全国農業協同組合連合会 岩手県本部 園芸部
生産販売課長 米 倉 勇 二 氏
報告5 「岩手県野菜生産振興計画等方策について」 (15分)
岩手県農林水産部農産園芸課
園芸特産担当課長 高橋 真博 氏
総合検討 座長 新岩手農業協同組合 営農経済部長 月花 稔 氏
5.主催 公益財団法人岩手生物工学研究センター
いわて農林水産物機能性活用研究会
新岩手農業協同組合
6.参集範囲 農業者、農業団体、青果・食品事業者等、県関係機関、研究機関、大学等関係者
7.参集人数 50名
8.参加申込 別紙申込書により、2月11日(火)までにメール、又はファクスで申し込む。
9.問合せ 公益財団法人岩手生物工学研究センター/いわて農林水産物機能性活用研究会事務局
電話 0197-68-2911 FAX 0197-68-3881 E-mail k-shinohe@ibrc.or.jp
北三陸の素晴らしい食材と山葡萄ワインを楽しむ会です。ナビゲータを努める予定です。