昨今の食と健康のテーマはカロリーや塩分、糖質がテーマになることが多いようです。数値があえばそれでよし!であれば輸入食材でも冷凍食品でも良いということになります。
違うと主張すると相手にされない医学界。
「植物のチカラ・植物化合物」を大事にした食事療法、すなわち食品成分表には記載されていない項目を重要と考えています。薬膳、そしてフィトセラピーにも通じます。
春は芽や茎が旬。山菜でも野草でも野山に可食できるものが出てくるシーズン。苦味、アクの正体を解説。すべて悪い成分ではなく、むしろ身体に役立つ成分も多いのです。

野菜か山菜か、はたまた薬味かハーブか薬草か? 勝手に人間が分類しているだけで、どれも植物が光合成して作る成分。美味しさか機能性か薬効か、あるいは毒なのか?今回はそこに着目していただきました。
食事に先立ち講義。科、部位、フィトケミカル、体の中に入ってからは・・・
在来作物の野菜・ハーブを試食 していただきました。

1・ルッコラ(葉・つぼみ) 2.セルバチカ(葉・つぼみ) 3.浅葱 4.早池峰菜 5.コリアンダー(パクチョイ) どれもこれもすごいパンチです。

さてお料理の数々

食材のほとんどが岩手県産。味わい深くて、味を形成するさまざまな成分がぎっしりと詰まっています。カロリー、塩分、コレステロール・・・そのほかにもっと大事なことに気づきがあるでしょう。


東京でも同じスタイルでイベントを開催いたします。

食育について再考し来年度の計画を考えています。
http://www.jfn.jp/News/view/owj_thu/1493
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以前、ラジオでお話させていただいた事を具現化するということです。
年度末、考える事多々。
2月3日は秋田県H26年度食育研修会・地産地消交流会で講演させていただきました。

演者の地産地消デリカテッセン紅玉の高橋様、学校給食日本一の五城目第一中学校の管理栄養士の方と記念撮影。
私のタイトルは「いのちの傍らに花・野菜」。生産して食べ生きていく事を、私の視点からお話しさせていただきました。今回は研修会でもあるので、野菜・果物の味・風味と健康への寄与について詳しくお話しさせて頂きました。
会終了後、ご高齢のご婦人おふたりが、とっても良かったです、気持ちに到達しました。とお声掛けいただきました。
今回は県庁からの依頼でしたので(部長さんのお名前2人からの依頼状)、はじけること無く1時間。秋田の未来に何か響くといいなぁ。
1月31日は紫波町学校保健大会で講演させていただきました。


岩手で生まれ育ち、とても良い教育をうけさせてもらいました感謝の気持ちをこめて、日本のこれからのあり方を食の視点から進言いたしました。後にいただいたアンケートのお言葉の数々、大変有り難く、深く心に留めて明日からもがんばります。
8年前、マスターソムリエの方から、「そのままでいいのに・・」とアドバイスいただいたことがあります。だからそのままに本音で、なぜなら「タブー」の中にも物事の真髄があるから、だからこそ、そこに「まごころ」を込めて、お仕事に反映させていきたいと思っております。