今年、もっとも歌われているという「うえをむいて歩こう」
http://www.youtube.com/watch?v=s3woUe-b-Zc
知人と宮城県石巻市雄勝町の復興市へ




硯の産地で有名。約4500名の住民が、仮設住宅などへ移動して、今は900名くらいしか残っていないという。
女性たちの表情がちから強かった。



NPO法人だんだんカフェのメンバー

復興の計画は散見されるが、リーダー不在だ。企業もお金がなければ動かない。前に進みたいエネルギーと、前に進むために導くけん引が無い。

あいさつした参議院議員さんの流暢な挨拶が空しい。希望が薄れないことを祈るばかりである。
震災後の夏、先日久しぶりに再会した友人と日本酒を飲んでいて、ふと二人で青葉城恋歌ってどんな曲だっけ?と私が話したら、歌の達者な友人は
♪広瀬川 流れる岸部 思い出は帰らず・・・
私も下手ながら日本酒の勢いで
時は巡り また夏がきて あの日と同じ流れの岸
そして最後に二人で
あの人は もう いない
と呟くように歌った
あの人はもういない夏 の人はどれだけいるだろう
今日は早起きした。いつもよりちょっと早く寝て早く起きただけだ。最近、夏バテした愛犬の散歩とゴーヤのカーテンの手入れのためだ。
スイッチをいれるとなでしこジャパン。0-0 良く頑張っているね。
散歩から帰ってきて 2-2 粘っているね

ゴーヤの手入れが終わったらPKだった。勝った。

人間力が勝っていた。戦う相手はドイツでもスエーデンでもアメリカでもなかった。彼女たちは別のものと戦っていた。
そして午後はクロステラスのミニコンサートを聴きにいった。
小原さん、中嶋先生、北田さんの三人G。こちらプロ集団。
震災直後生まれた祈りの曲は今回歌う事ができなかった。詳細はともかく、玄人になるといろいろ大変らしい。いつでも芸術家は苦悩する。乗り越えてまた人の心に到達できる何かを身に着けるのだろう。
だから彼女は変わっていた。大きく見えた。あと何年か不明だが、還暦のころ彼女は紅白に出るのではないかとさえ思えた。
なでしこジャパンと小原さんに大きなものをいただいた。
ひとつ失うとひとつ得る。ひとつ消えるとひとつ気づく。そしてまた歩き出す。
時は巡り また夏がきて あの日と同じ 流れの岸
生きていることに、生かしていただいているすべてに、今日は感謝と祈りをささげたい。