北東北ウエルネス研究所がスタートします。3月9日八戸市で講演会講師をつとめました。
震災後の2011年11月に農研機構食のブランドニッポンで東北地方から基調講演講師ということでご指名いただいて講演したことを思い出しました。
なにせ放射能汚染の件で東北の一次産業は大変な時期でしたし、会のコンセプトが新しい品種の自慢大会みたく続いてきたよう。講師も大学教授とか企業の研究所所長だとか学術系が主流でした。私の講演タイトル、日本文化再創造の幕開け「戦後そして大震災後へ医と食からの提言」。主催者が不満だった様でしたが、東北で暮らし、東北人のいのちの傍らにいた私からの叫びでもありました。それからテーマはずっと同じ。切り口はさまざまでも軸は全くぶれていません。どの場面でも「人に始まり人に終わる」。岩手県や秋田県では女性の方々へ「自分を生きることのメッセージ」は少しずつ浸透し、北東北の伝統野菜や食文化、自然環境を守り、そしてそれを生きていく手段にすることが経済活動へのってきたように思います。そして青森県。今度は企業様への人づくりの提案(健康経営)です。
講演内容のテーマも同じ(新聞掲載の内容には反映されていません)、Last Japan (遺された日本)です。