投稿者: 宮田 恵

違い

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左側が先日の講習会で用意されていたお弁当、右側が自作の速攻お弁当。

両方とも雑穀ご飯ですが全く違います。自作のお弁当の雑穀ごはんには小豆とアマランサス、きみ、ひえ、はと麦がごっそり。左側は色が一見鮮やかですが黒米の色が白いご飯に移っています。雑穀の分量も内容も質も異なります。使用した雑穀は100%岩手県産です。

おかずの野菜の量と色の違いに注目。左側のお弁当、おかずにお饅頭。最近よく駅弁にも大福が付いている事が多いのですが個人的にはどうも苦手・・・。トータルでカロリー、GI値、抗酸化物質、脂質バランスなどアンチエイジング・ポイントは自作のものがベター。

ちなみにこのお弁当、抗加齢医学会の講習会で用意されていたもの。会場では食についての熱い議論が交わされていたのですが、その意気込、熱意が社会に反映されることを願ってやみません。

マクラ

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この形で枕を連想するのは私以上の年代だろうな・・・。

ミンチのお肉にニラが巻いてあります。

枕にはいろいろな意味がありますが、菊枕は晩秋の季語とか。ちょっと素敵です。

ピローとはニュアンスが違いますね。

雫石創作農園~創作し続ける美しい人生~

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雫石農作農園は雫石ロッジ村にある、とても美しい場所。盛岡から車で40分ほど。

農繁期も後半で、こちらの特産雫石黒千石の大豆が干しがけしてあった。有難いことに、今日の訪問のためにと秋じまいをせずにおいたトマト。濃厚な甘さと旨みのトマトに「完熟」して美味しく頂いた。こちらの代表の福本さんとは「にたきこま」を通じてお近づきになれたが、実はその存在や信念は以前から伺っていた。

農園の加工食品はパン、お菓子、ジャム、ひっつみ、トマトのピューレ(写真・にたきこまと桃太郎の混合)、黒千石の味噌、しょうゆなどがある。いずれもほぼ100%国産、主にこちらの農園で収穫されたものである。パンは南部小麦。しっかりした味わいと程よい硬さが食事パンの王道を行く。黒千石大豆のあんパンもあるそう。

20年前にスタートしたこの構想。社会情勢の変化に紆余曲折しながら、今ここに来て新しい感性として価値が見出されてくるような気がする。ビジネスとしての捉え方をすると語弊もあると思うが、一度はこんな生活をしてみたい、との願望を抱くかたは多いと聞く。福本さんご夫婦の内面からあふれる「若々しさ」は、この地でのライフ・スタイルがもたらした自然なプロセス(現在進行形)でもある。

うすむらさきのハーブのお花。うぶ毛が光を散乱して「デジカメ」のピントをあわせ難くした。お花に「ファインダーごしで何がお解かりなの?」って言われたような気になった。

アグリビジネスとか地域おこし、ブランド、産地呼称認定制度・・・名札づくりも大事なのだけど、ここでの暮らしそのものが加工品の背景や名札となる。1斤88円のパンを選ぶか294円の創作農園のパンにするか、自身の体の一部になる食材を選ぶのはそれぞれの選択。トマトのピューレの、丁寧に煮詰めたしっかりコクのある味は、ちょっと手を加えるだけで素敵なイタリアンが手軽に出来る。パスタ・ソースより応用できるし断然健康的である。ちなみに地元より首都圏で人気が高いらしい。これは良くわかるなぁ。

第二の人生を思案されている方々、こんな暮らしいかがですか?

雫石創作農園ホーム・ページ http://www.fiberbit.net/user/sousaku/