

自然が先生でした。いろいろな植物を観察する幼少期。青いバラが図鑑になく、それならと小学2年の私はインクを持ち出して花瓶の水に混ぜて白バラをさし数日間待ち続けました。
もちろんそんな事で花の色が変わるわけではありません。どうしても青いバラが見たかった。
その後遺伝子操作で青いバラが出来たと聞いたのは大学に入ってからでしたでしょうか。しかし一般的な流通には至らないと。何十年も研究が続き、新聞に女性研究者の苦労話が掲載されていました。上司と会社の理解があって研究が続けられます、と。
いつか見てみたいと。幼いころがよみがえる。
そしてここ数年で改良が進み青いバラは頑張れば手に入る、とか。私は何であれ青いバラが見たかったのです。遺伝子操作のバラでなくても、インクを吸わしてでも生きている真っ蒼なバラが見たい。
今日願いがかないました。特殊なテクニックで青い染料を吸い上げた真っ蒼なバラ。あのころ小さかった私は、いつ色が変わるかと何時間でもバラを眺めていた。あれからもう35年。
遺伝子操作の青いバラは薄い青色だとか。あまり興味がなくなりました。インクを吸い上げたらきっとこうなるだろうという想像どおりのバラがここに。
以前、仙台のお花屋さんのご主人に昔話として語ったことがありますが、本日、職場にかっこよく届けてくれました。本当にかっこよくさらりと。最高のクリスマス・プレゼント。


今年もいろいろありましたが、最後の食育は母校の中学で。
健康と美と地産池消。そして地域が輝けば生産品も輝く!そして価値が出る!とお話。
第二部は食の匠をお呼びして、どんこなますとしいたけ餃子をみんなで料理。楽しかった。
匠のかたは年齢よりとてもお若く綺麗。地域の宝だと思いました。
2008年の食育。本業の傍らで万全ではありませんでしたが、お声をかけていただく事は自分にとって何よりも光栄と、とにもかくにも勤めさせていただきました。
さまざまな感動・勇気を頂くとともに、少しですが自分自身成長できたような気がします。
関係者に深く感謝申し上げます。



有難いことに沢山の方に参加して頂きました。深く深く感謝いたします。
葉っぱできれい~毎日がインナー・ビューティと題して、美の基本、健康作りに野菜がどのように役立つのか、そして一生ものダイエット「CR way」を解説した。
後援はSOY JOYの大塚製薬。今回は葉酸入り製品の発売紹介を兼ねている。葉酸の不足が胎児の神経管閉鎖障害を引き起こすことはあまり知られていない。しかし日本では増加傾向だ。若年女性の痩せが問題となっている昨今、正しい知識の啓蒙が急務。
葉野菜には葉酸の他、造血にも骨密度の維持のためのビタミンが豊富。そしてなにより機能性成分の重要性に着目してほしい。サプリメントでは、全てを網羅するのは所詮無理なのです。
とにかく皆さん、熱心。しかし考えてみれば医学の立場から一般市民の方に「食」についてわかりやすくしたセミナーはなかなか存在しないと記憶している。いろいろな捉えられ方があるので説明しにくいという問題もある。
野菜ソムリエを肩書きに付けると、聴衆の言葉に近づける。ただそこに解釈の相違「誤解」が生じやすいことも確かだ。しかしそれでも前に進まなければ、と使命感じるのは、必要とされているかもしれない、という希望だけ。
女性が何歳になっても綺麗でいたいのは向上心の現われです。
本当にそうなんです。そのベクトルの向きを幸せ創りに向けましょう。