投稿者: 宮田 恵

イーハトーヴ・ウエルネス・メニュー

ホテルメトロポリタン・ニューウイングの狩野シェフにお願いして、ウエルネス・メニューを開発しました。

モン・フレーブ

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おもしろい論文が・・・

値段が高い食事は財布には痛いが、そのほうがおいしく感じる可能性があるという研究報告が、米サンディエゴで開催された実験生物学会(EB)の米国栄養学会(ASN)年次学術集会で発表された。

 

米コーネル大学応用経済学・経営学部教授のBrian Wansink氏らの研究によると、4ドル、あるいは8ドルを支払ってイタリア料理の食べ放題ブッフェで食事をした139人に感想を書いてもらった。その結果、8ドル支払った人は4ドル支払った人よりも、平均11%多く食事を楽しんでいた。両群の全食事量は同じだったが、4ドル支払った人は、食べ過ぎ、食事に罪悪感を抱いて、食事が進むにつれてその食物を好きでなくなる傾向が強かった。 Wansink氏は、「レストランで食事の値段を抑えるということだけで、顧客の食事に対する評価や認識にかなりの影響が生じる」と述べている。共同研究者の1人は、「料理の値段は、食事に対する感情やそのレストランの評価に大きく影響する」という。安価な食事=粗悪な材料のメニュー=身体に悪い、という感情でしょうか?

 

やはり食事はきちんとした料理を、対価を払っていただく事が健康にも、食文化の発展にも貢献しそうです。しかも食事をする場所やサービスも大事です。満腹になるとせっかくのワインも台無しになります。

 

ということでホテルメトロポリタン・ニューウイングの狩野シェフにお願いして、ウエルネス・メニューを開発しました。

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全部で550Kcalくらいです。食材はいつも一定ではありませんから小数点以下は表示していません。

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低糖質にも仕上がっています。ワインも飲みたいし、フレンチも楽しみたい人へ。アンチエイジングのため、そして高齢になると少食になりますから、超高齢化時代への対応でもあります。5500円、大切な方と大切なひと時を。そして今日をひきずらない、すがすがしい明日のために。

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こういったメニューが定番になるためには、一定のファンがいることが条件。これから野菜とアンチエイジングのセミナーなども開催していきたいと思っています。

 

 

 

 

医食農連携は「こころの通いあい」からはじまる

5月17日大通り健康教室

けんこう2 (2)

事実その1

国民の健康状態の悪さの原因のひとつは「食」である。

事実その2

超高齢化時代、シニア世代もいきいきと労働し、社会保障に依存しないことが望まれている。

事実その3

加齢にともなう身体変化はそれぞれ臓器別医療の以前に、抗加齢医学的なアプローチ(食、運動、心のありかた)が重要、なれば、食事治療をするのが最優先されて当然である。

 

医食農が重なりあう。しかしあまりに距離がある医食農

 

私は自分が及ぶ限りのチカラでいろいろな糸をたぐりよせてみた。

 菜

農家さん:早池峰菜を持参してくださった遠野ふるさと活性センターの藤井さん。

 伊藤シェフ

ライブ

ロレオール伊藤シェフ・ライブは聴衆も一体

メニュー

早池峰菜ソースが美しいひと品

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お手伝いしてくださったシニア野菜ソムリエ・高橋義明さん。

 狩野シェフ

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メトロポリタンニューウイング狩野シェフから、共同で創りあげた健康フレンチコースの案内、と感動的オードブル。

流通

流通。Olahonoこれまでのノウハウ、さらに生かして、健康食材をのぞむ方々に届けてね。

 アップ

医療

 

参加者の方々に「食べる事、真の健康、幸せな未来」を実感していただき、そしてみんなで進むべき道の選択を感じ取っていただきたかった。

 集合写真

黄金の国いわて・写真右は大阪おかん代表・宮谷さん。岩手食材のファン&大阪への架け橋

 

言葉だけが先走りしている岩手県のキャッチコーピー「黄金の・・・」。平泉の金ピカピカだけ?

 

最後のメッセージ、皆さんは幸せですか?に8割くらいの方が挙手してくださった。その瞬間に心の通い合いを感じ、背景に豊かな大地を連想した。

 

ステージ上でバタバタするだけの、どうも乱雑なイベントでしたけど、医食農の距離がともかくこのイベント会場内で実感できたことが収穫でした。難しい構成でしたが自分なりに努力した事、得た事、反省すべきこと、すべて心にしまい込んで、次回からの活動に活かして行こうと思います。

 

参加してくださった方々へのお礼は、今後のお付き合いの中で少しずつ、繰り返してお返ししていきたいと思います。

 

ぶれません、こんなに重要な事なのに、真剣にとりくんでいる医師の方、私以外に見当たらないですし。

 

 

北東北に目を向ければ

旅好きの私は若い頃から北東北を旅していたけれど、あらためて深く文化を知ろうとすれば、すばらしい観光資源が見えてきます。

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3月下旬の秋田、お多福に野菜ソムリエ仲間と訪れる。秋田美人2名と店主、迫力あるでしょう。

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正しい発酵食品、いぶりがっこ

 柴漬けも素晴らしい↓↓

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ゆべし、は米粉と味噌、胡桃の3年もの。日本酒好きにはたまらないあて

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 5月10日青森へ

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青森野菜ソムリエの会での講演。会長さん交代です。

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そのあと農家のおかあさんが切り盛りしているお店へ

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山菜づくし料理

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十和田は馬刺しもうまい!

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ニンニクも本場だしね。昆布醤油漬け5年もの。

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地酒「八甲田おろし」もほどよく・・

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今回は行かなかったけど昭和小路、独特のムード、次回は是非

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翌日は3大秘湯「谷内温泉」途中の新緑と透明な空気が実にここちよい

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あーなんて素晴らしいお湯でしょう。

手付かずの自然、伝統食、純朴な人々。素晴らしき観光資源。青森・秋田・岩手・・食と環境で結びつけ観光立国日本、スタートさせたいです。