投稿者: 宮田 恵

京都から茄子が届きました(野菜王)

野菜の中で一番好きなのが茄子なのですが、真夏以外、岩手では流通している茄子は高知産がほとんどです。

 

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高知の道の駅の屋根には茄子が乗っかっていて・・・

 

 京都の農家さんを訪ねたのが5月下旬。その時の様子は↓↓

http://doctor-ls.com/2013/0528/2848/

その時、茄子を送ってくださいね、とお願いしていました。

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とどきました。ピカピカの茄子。

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まずは焼きナス。グリルに放り込んでおくと、ポンと皮が剥け弾ける音がすれば焼き上がり。

 いやーまだ走りとはいえ、この上品で懐かしい茄子のうまみ。

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そして幼少期、おばあちゃんがつくってくれた、茄子味噌いため。ちょっとピーマンが入ったり、しし唐になったり、たまにトウガラシになったり・・・。

 

むかしは、えーまた茄子ぅ、と旬を喜んだりうらんだり。今は、身体が欲して真夏は毎日茄子を食べているのです。不思議ね。

 新潟の茄子文化も有名、いつか体感してみたいですね。

 家庭菜園にも茄子を植えたけど、これまでの経験から見込み薄、でも頑張ってみよう。

 

 

秋田蕗(野菜王)

大きなその蕗は秋田の特産品として知名度は高いようです。

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民謡・秋田音頭で
  ♪ 秋田の国では 雨が降っても唐傘などいらぬ
    手ごろの蕗の葉サラリとさしかけ さっさと出て行がえ ♪
と唄われる歌詞のままの 巨大な蕗。葉の直径は 1.5mぐらい,茎の長さは 1.5~2m もあるそうです。

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現在は 秋田県の秋田市の仁井田地区,鹿角市などで栽培されるにとどまります。鉢植えにして飾ってもよさそうですが、県民はあまり興味を持っていないような雰囲気です。

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生産者を尋ねました。以前は4-5軒の農家さんで蕗の生産をしていたそうですが、秋田市近郊では、現在この方だけだそう。

 

この時期、秋田蕗と観光レディ(あきたおばこ)写真撮影会があるそうです。

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私で我慢してくだされ・・・。お決まりのポーズで。

 

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蕗の葉をパウダーにして商品化しています。豆富、シフォンケーキ、うどん、お茶、もろこし・・・。

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立役者は佐藤郁子さん、笑顔が素敵。

栄養士の資格もあり、県立大学の協力で栄養価や活性酸素除去能などもデーターとして保有しています。地域おこしにはこういった女性が必要です。

 

ともかく秋田のシンボルとして継承してほしいですね。

 

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お弁当のおかずに秋田蕗の昆布巻きを作りました。

 

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秋田にはオリジナルが沢山あり、観光でも北東北No.1でしょう。

 

 

 

 

 

 

100歳、ずっと必要とされる人

最近は「愛されオヤジ」とか、7月は大阪で「食でみちびく愛され人生」という「愛され・・・」のテーマで講演させていただいています。次回は7月21日、大阪ガス生活館デリパで講義予定です。

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高齢化社会は明らか、ご高齢の方が消費から生産へシフトし、しかも若い世代に迷惑をかけない様に人生を過ごすことは皆がハッピーになる考え方です。

客観的に老化すると自分の事だけしか考えなくなります。かなりの大金持ちでなければ愛されなくなります。つっこんでお話しれば大金持ちでも真の愛は得られません。

わき道にそれますが、かつて地域医療をしていた時の話。夫が戦死されたご高齢の婦人は、その公的なお金にぶら下がる人たちに付き添われて受診し、死期が近いのに1日でも長く生かせて下さい!という周囲の言葉を無視できない医療体制で、最後の最後まで管をつけられたままでした。

本当に愛されていたのかな?

認知症が増加、など新聞での記事は第一面、そうすると健康食品や介護ビジネス、生活習慣病治療薬のメーカーは「踊ります」。

100歳サラリーマン

福井福太郎さん「100歳、すっと必要とされる人」会社にも、家族にも愛される理由とは?

この本に愛されるためのヒントが沢山あります。基本的に健康であることは重要、そして周囲に気配りした社会生活を継続すると運はその方へ微笑みます。

利他、という最近目にする言葉です。京セラ、そしてJALを再生させた稲盛さんの言葉でもあります。

このドクターライフサポートをわざわざ掲げて活動をしているのは、資本主義社会ですから経済活動として認められることが成功とされるからです。かつて新聞で見た「出世とは・・・周囲の人をどれだけ幸せにしたか、ということ」と発言したかたの記事を見てから、すなわち「利他」、医療行為(開業)以外の部門での看板を掲げるためです。道は険しいですが・・・。

配偶者が院長をつとめる医院は整形外科ではありますが、多くの高齢の方々の整形外科疾患治療の他に、食事や運動のセミナーを定期開催しています。

運動しなければカロリー消費しなくなり肥満の原因に、筋が委縮し脂肪浸潤がおこればインスリン抵抗性から血糖値は上昇、HDLコレステロールは低下し中性脂肪は増加、そして精神衛生上の不健康から抑うつや認知症へと繋がります。 

骨関節疾患の治療の先の治療目標は「除痛」「運動機能の維持」の先に、日本の未来があるのです。

農業や自営の方々は、日々の労働を続ける必要があるのですが、痛みがあるなら安静第一!と叱る医療機関がなんと多い事か・・・。みやた整形外科医院はそうした発言はしません。

「どうしたいの?」そこが治療の選択のポイントになるから。

月2回のセミナーも好評です。

http://miyataseikei.blog.fc2.com/

こうした仕事は、製薬メーカーに義務づけするくらい大事だと思うし、M&A(笑)とまではいかなくても、企業からお買い上げしていただきたいです。ビジネス・モデルがどうのこうの、と言いますが、私の基本は診察にありますので・・・。

 福井さんの本の内容、元気な高齢者は自分の食べるモノは生産したほうが・・・大賛成です。