投稿者: 宮田 恵

食の日本ブランド2011

 

 

 

 

 

 

独立行政法人:農研機構主催のこの会で、基調講演をさせていただきました。

http://www.naro.affrc.go.jp/event/brand_nippon/list/brandnippon/2011/index.html

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これまではご高名な方々が講師をされたようでしたが、今年は東日本大震災の後、ということで、岩手県産の私に講師指名が・・・。食品のみならず講師までもが被災地支援?という事かもしれません。

 

講演タイトルは

 

 

日本文化再創造の幕開け「戦後そして大震災後へ、医と食からの提言」

これからの中高年世代の暮らし方が日本を変える、それはすなわち文化。これまでの日本の文化(食、地域、ヒト)をさらに磨いていきましょう、という話でしたが、医療や終末期のありかたなど、参加されている方々がこれからのご自身の人生を考えながら、楽しんで聞いてくださればいいと、それだけを念じながら1時間お話させていただいた。

 

日本ブランドは日本人ブランドでもある。そこが私のキーテーマ。最後の言葉は

 

放射性セシウムの半減期30年後、日本の人口が2/3 になるその時に、美しい日本がここに残りますように・・・。子供たちに未来を!

 

その後、下記の項目につき、各研究者からのご発言。

    • たくさん穫れて美味しい米「あきだわら」
    • 甘くて香りの良い黄色系リンゴ「もりのかがやき」
    • 色鮮やかで、栽培しやすいハクサイ新品種「あきめき」
    • そのまま食べてはもったいない、クッキングトマトの新品種「すずこま」
    • 森からいただく天然資源、シカ肉
    • 亜熱帯育ちの「石垣珊瑚(パパイヤ)」と山育ちのシーフード「バナメイエビ」

     

 

 

 

 

 

にたきこまの進化系、すずこまを盛岡の東北農研の由比先生が紹介。小さいが調理用トマトでも生食でもOKだそう。これからが楽しみ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほかの品種も第二部で試食できるとか。喜び勇んで向かったものの、有り難いかな・・・参加者に話しかけられてあまり食べられなかった。特に心残り、シカ肉を食べそこなってしまいました。

 

 

 

「すずこま」の土佐煮、だけは食べた・・・けど、いつも「調理用トマトにたきこま」でトマト味には贅沢をさせているわが身、満足できない!

 

独立行政法人そして農水省。この図式を関係者の人々と接して、実感できましたこと、最大の収穫でした。

 

 

お土産の、最新作「銘菓かもめのたまご」。小麦粉が専用に品種改良したものだそうです。ここまで来ると米粉でも新種の小麦粉でも関係ないなぁと左利きの私は思うのです。

 

 

 

 

 

 

まだ食べてはいませんが、こういったもの(カレー)もあるよう・・・です。なかなか面白い1日でした。

 

ともかくも、貴重な経験をさせていただきましたこと、農研機構には深く深く感謝を申し上げます。それから沢山の方々との出会い、最高にハッピーな1日でした。

 

美人・・・秋田美人の真実を追う

秋田美肌研究会についての以前のブログ。

http://doctor-ls.com/2009/0322/302/

秋田美人・・・なぜ秋田に美人が多いのかを自分なりに追及している。秋田に講義に出かけた時、秋田美人のAさんにお会いし、その後、野菜ソムリエの有資格者を中心とした「秋田美肌研究会」という小さな集まりを開いている。

 

美肌・・・それは白いとか滑らかとか、そういう次元ではない。肌は自分と外界を隔てる境界である。自分自身の背景が美しくなければどのような肌の状態でも光り輝くことは無い。

 

ひと花やさい・・すべてが美しい暮らし。私のちっちゃな会社のキャッチ・コピー。仙台の国分町でお酒を飲みながら一晩考えた文言だ。

 

自分勝手な装いや言動は美しくない。

 

それはさておき秋田美人が事実である、私なりの視点

1.日本海には美人が多い。博多美人、新潟美人そして秋田美人。大根の伝来のようにコーカサス地方から日本海を渡ってきたDNA.そこに秋田は雪深く、他地域との往来が少ない。遺伝子は色濃くなる。男性も顔立ちは端正な方が多い。

  というのか・・・不細工な人が少なく平均点が高い、という言い方もできる。

2.紫外線が南より少ないので肌の状態が良い。これは何でもポーラ化粧品の基礎データがあるらしいのです。

3.膝から下の足が長く、足首が細い。「これは日本人では無い」と医学的にも思う事が。

 

最近感じるのは秋田女性の「けな気さ」。若い女性の「か細いけなげさ」では無い。何十年も持続する「けな気」。

Negative な「けな気」ではない。

 いぶりがっこの麗子おばあさん

http://yasaioh.shopdb.jp/index.php?id=199975838680097944322085122761387839233800

そして角館の現代版秋田美人

 http://yasaioh.shopdb.jp/index.php?id=199975838680097944322085898942832517943614

消費するだけでない、生涯、働くこと、つまり生産と創造、そして周囲への心配り・・・

http://yasaioh.shopdb.jp/index.php?id=199975838680097944322087861089230463375143 

以前訪れた秋田市内の「お多福」という店に掲げられていた美人の条件。

これが私の考える秋田美人なんです。もっと追究したいと考えていたら、先日、大きなヒントが・・・。楽しみなのです。

 

続いてほしいもの

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大学生のころから営業を続けている中華そば屋さん、中河。23年前を思い出す。たしか卒業年度で臨床実習やら卒業試験やらで、心中穏やかでない時期だった。でも支えてくれた人がいた。不思議なもので、なぜ支えて頂けたのか解らない。恩知らず?と言われるとそれも違うような気がする。でも忘れたことはないし、こうして反芻している。

 

ふらりと店内にはいった。あいかわらずメニューは中華そばのひと品だ。あっさりした味が昔から好きな味だ。スープに油が浮いていないのがいい。

 

同じ町で長く暮らしていると、繰り返される光景がある。そして立ち止まる瞬間が。

 

 

 

 

 

 

 

有限会社 ふぢ奈み

宮城県塩釜市新富町9-31 TEL 022(364)2273

盛岡に立ち寄ったお友達からのお土産。そう長いお友達歴ではないが「そういうの好きでしょ?」「あははっ何でわかるの」たわいの無い話しをチューハイのみながら2時間。

出来上がった感性でこれからどう生きていきましょう。

 

トーマス・トランストロンメル「悲しみのゴンドラ」・・なんですかそれ?

 

「うーん、人生の質屋みたいなものだよ」「はあ?」

 

文学とは縁のない私に宿題。