骨の健康における最近の進歩

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主催は日本酪農乳牛協会でしたが、昨年からのご縁で出席させていただきました。

1)21世紀におけるビタミンDと健康、2)若年者からの骨粗しょう症予防、3)骨生物学における脂肪組織関与のインパクト、4)生活習慣病と骨代謝、です。レベルが高く、基礎研究の説明は正直難しかったです。

私が県内で食に関わる講演をする際強調している、若年者の痩せと骨密度低下を、今回の講演では詳細な疫学調査から報告されていたが、将来の骨粗しょう症予防のためにはPBM : peak bone mass を高めておかなければならない事を強調していた。身長、体重、運動強度が相関しているとの事だが、やはり痩せはリスク・ファクター。ちなみにこの母集団は栄養摂取状況は問題なしのGだったと。

私が高校生の食事調査(アンケート)を実施したところ、牛乳もビタミンも十分でない。若い人は「ご飯食べてる?」と聞きいてしまうくらい細々しい。きゃしゃというそんな言葉は当てはまらない。自身は中学の頃、バレーボール部で1日3-4時間練習させられた。骨の太さには自信あり!だが、質を維持するためには・・・年齢がとても気になる頃である。

牛乳は貴重です。すぐれた栄養価、生産・流通のシステム、そして低価格。いま大事にしなければならない食材なのです。○○ラテはちゃんと牛乳使っているものを選んでくださいね。10人いれば10人の食生活、そして身体・健康状況。牛乳は身体に悪いとおっしゃる方々・・・そう発言する事の社会への責任も忘れないで頂きたいです。

まずは牛乳って美味しいじゃないですか!

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