私の海産物の味覚の基礎は筋金入りです。
毎日新鮮な魚介類にありつけて、それが普通だと思っていました。
鮭といえば南部鼻曲がり鮭。それも海でとれたか、河なのか、生なのか、新巻鮭なのか。スーパーでは輸入ものの紅鮭に違和感を持つ。ほんのり肌色。新巻は寒風に短い期間だけ当てたものが自身の好みです。
そしてアワビ。驚かれるとおもいますが「きも」が大好き。田老町は干しアワビの輸出で有名ですが、余ったきも「としる、とか、としろ」と表現:を頂きましたねー。患者さんにこの干しアワビブローカーの人がいて、検査中ずっと・毎回、アワビの話を聞かされたこともありました。
そしてイクラ。あまり好き!というわけでもない。なぜなら小学校のとき食べ過ぎて、食あたりを起しまして。食中毒ではなく、私はかつてアセトン血性嘔吐症の常連さん。それに重なったらしくて・・・ブドウ糖注射で直ぐに直ったんだけど、それからどうも・・・。
それで、たまに安いおすしで、フェイクのいくらを食べると「ハハハッ」と思ってしまいます。
世の中の味覚、面白いです。