「仕事」を考えさせられた京都の農家さん訪問
勇気をもって言葉にすれば、若い男性の介護の仕事、正直、少々不健全な気がします。もちろんいきいきと仕事をされている人も沢山いらっしゃるようではありますが・・。
地域医療をしていると、安定した職業として介護職を選択する方は多く、一方、農業後継者はごくわずかであることに気づきます。
仕事柄、そういった介護職の方と接すると、年代相応のパワーを感じません。それに、申し上げにくいですが、体のかおりも介護される方々と同じになっています。いたしかた無いのでしょうが。
京都の若手農家さん2件を訪問しました。
就農1年目の田中さん。学校の先生だったそう。パソナで研修してこの地で農業を始めたそうです。透明感のあるエネルギーを持っています。
大好きな茄子。花が咲いていました。収穫できたらお買い上げする約束。楽しみだなぁ。
茄子品種も多彩・少量多品目。
そして2軒目、三千院近くの有機農業を実践。畑には同志社大学のサイン。
同志社大学はアンチエイジングの研究も盛ん。医と農が近づいて、なんだかワクワクします。
ご夫婦も素敵。なんだかミュージシャンみたいです。中央二人。
同じ年代でも職業によってこうも違うのか?と考えさせられますね。
地域の介護施設では、若手農家さんを数時間(時給)雇うこと!そういう雇用があったら職場もいきいきしてくると思います。
次の世代に残すのは介護技術より、農地の様な気がします。