今年1年を振り返る・・・セルフケアを研究。アートという言葉に人間力を感じます。
保険診療だけでは患者さんのすべての要望には応えられません。統合医療(英語 Integrative Medicine)とは西洋医学による医療と代替医療をあわせ患者を治療することである、とされています。でも混合診療が認められていないので、理想を追いかけるのは困難です。心と体が持ちません。
統合医療学会のHPには
1.QOLの向上を目指し、患者一人ひとりに焦点をあてた患者中心の医療
2. 近代西洋医学及び伝統医学や相補・代替医療従事者による共同医療(真のチーム医療)
3.身体、精神のみならず、人間を包括的に診る全人的な医療
4.治療だけでなく、疾病の予防や健康増進に寄与する医療
5.生まれてから死ぬまで一生をケアする包括的な医療
6.「尊厳ある死(Death with Dignity)」と、患者だけでなく残された遺族も満足できる「良質な最期のとき(QOD:Quality of Dying and Death)」を迎えるための医療
と掲げてあります。
そこまではいかなくても、食とか運動の指導を西洋医学から患者さんたちに指導し、それを医院のサービスの形にする、という事を1年間考えてきました。
医院の宣伝をビラ広告やバスのポスターで行うより、ずっと効果は高いと感じています。やっと合同会社ドクターライフサポートらしくなってきました。
月に1回の野菜中心食事療法セミナー、サプリメントの知識も持ってもらいます。
がんばらない運動セミナー(セルフコンディション)、疲れる運動の前に、身心を軽くすることから始まります。
そして超高齢化社会の大きなテーマ、介護予防。何歳になっても自分の好きな場所に自由に移動できる、これが本来のアンチエイジングのテーマだと思います。
ノルディックウォーク講習会。これはぜひ定着させたい。来年の課題です。
こういった食・運動はアンチエイジング医学の手法。これを患者サービスとして実践している事を、11月の盛岡医師会で発表しました。
今年は地味にコツコツ課題をこなしていきました。「忍耐」の本当の意味を体感、この年齢でやっと大人になったような気がします。
家族の食事とお弁当もほぼ毎日。
来年も50歳代にむけてのコツコツ充電期間のつもりです。関西での講演も会を重ねていきたいです。
来年もご指導、よろしくお願いいたします。