大きな会場での講演より、気心の知れたメンバーの会でお話するほうが本音で語れます。
いろいろ役割、やるべきこと、ビンビンやってきますが、グレープフルーツを葛で固めて元気を出す!
http://florida-grapefruit.jp/campaign/30_day_challenge/
しつこくてごめんなさい。
スローフード岩手の本部は岩泉町、母方の祖母はこのあたりの出身、訪れると空気・水・人・・・心地よさを感じます。
総会後、「実現可能な医農連携」として講師をさせていただきました。その前に、韓国で開催されたスローフード大会のご報告。楽しそうに思い出話を語る私です。
さて、本題。医師・シニア野菜ソムリエからの視点は野菜のアングルから見た人々の暮らし。シニア世代の暮らしが日本の未来を変える。伝統野菜の背景には美しい環境と人々の暮らしがある!観光立国日本への農業を生業としたシニア世代の役割は大きいです!と今日も強調しました。
参加者から、質問、ではなく、感想を沢山いただきました。色々気づきがありました、と。
スローフードは商品開発や6次産業化ではなく、暮らしが最優先だと思います。暮らし=経済、と考えると、売り方に翻弄されて、全然ハッピーじゃない。
スローフード協会は売る仕組みのための、つまり農作物の価格をあげるためのブランドじゃないのです。本心は価格が上がって欲しいけど・・・。地域の価値を上げるべきですね。
講義後、いつも質問する「あなたは幸せですか?」みなさん挙手されましたよ。ここです!ここなんです!大事なのは。とは申しても、メンバーの中では若輩ものの私、たいそうな事を語れる身分ではありませんが・・。
今年はライフワークのひとつ、高校生の食育をスローフードから行なおうと思っています。3年前の高校生1600人への食育講義。総合高校など食に関わる科がある生徒さんたちの熱心な聴講は、未来を感じさせるものでしたから。
さてお弁当。手が込んでいます。
在来作物のタネの展示。
凍み大根。今年は残念ながら参加できませんでした。
乾燥芋をいただきました。おっ、これはペルーでもみたぞ。たしか、大麦のスープに入っていた。
それで雑穀と煮てみました。美味しい、というわけではありませんが、あるものを利用する、という点では一つのメニューだし、健康的でもありますね。今、手に入るもので、美味しい!って思わせるお料理をつくる。
そう考えると、一流シェフさんより、もしかして、参加してくださったスローフード会員のご婦人の方々が評価が高いかも・・・などと大胆な発言を。
それからおまちかね、安家地大根のトートバッグ出来ました。ワインのボトルにはKAMANEDEKDE, かまねでけで、は「お構いなく」とか「手をつけないで」といった意味合いの方言です。いきすぎた品種改良ばかりの野菜業界、在来作物たちには手をつけないでね、という願いを込めています。バッグは岩泉産業開発に問い合わせると手に入るかと思います。
http://www.ryusendo-water.co.jp/
今日も目いっぱい、だけど楽しい日曜日でした。大満足、そして皆様、ありがとうございます。何歳になっても地元の方々に教えられること多数でした。