エッセンスに続き岩手出身のシェフのいる飯田橋GRATOにてイベント。
講義だ!と勇んで向かったものの会場はすでに宴会ムード。しかしメディカルと銘打つには怯んでいられない。
食品成分表に記載されていない野菜の風味や味。それこそがフィトケミカル。
保険診療だけではカバーできない予防医療やアンチエイジングを短く解説し、そして試食。
みなさんが「う~鼻に抜ける」とか「なんだろう?この風味は??」とか反応してくださりまして、どうやら参加者のみなさんは感性を十分にもち得ているらしいです。
お料理も岩手の食材を十分に堪能できる内容でした。
付きだし
ワカメのフォカッチャ・秘伝豆のポタージュ
前菜
八幡平サーモンとヒロッコと菊のエスカベッシュ
アスパラとスプラウトと生春巻き(エゴママスタードソース添え)
いわい鶏の自家製ハム椎茸風味
温菜
館が森高原豚とインゲン豆のカスレ
合鴨の岩塩包焼き
サラダ
ベビーリーフと根菜のサラダ(ヨーグルトエゴママスタードドレッシング)
パスタ
自家製ベーコンとアスパラのぺペロンチーノ
メイン
いわて南牛のステーキ 雑穀の焼きリゾット添え
デザート
雪下人参のジェノワーズと八幡平苺のムースケーキ
世の中、カロリーとか塩分とか糖質ばかりに目が向けられていますが、野菜の「美味しい」を規定する品質、そしてワイワイ楽しく美味しく頂くことの健康への寄与(幸福感が健康を規定する大きな因子)、伝わったならば幸いです。
岩手出身の及川シェフ、素晴らしいお料理ありがとうございます。
GRATOのスタッフの方々ありがとうございます。そして参加してくださった皆様のお姿に勇気をいただきました。医師の方々、医療系の仕事でご活躍の皆さま、ひとりこの道をすすんでいると思っていましたが、そうではなさそうです。
私なりの医食農連携、すすんで参ります。