投稿者: 宮田 恵

平成21年度学校給食調理員研修会

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暑い日でしたが県内から162名の参加だったそうです。午前中は専門的な細菌学・ウイルス学と食についての講義との事。午後の自分の講義2時間はリラックスして聞いていただく事が第一でした。

健康的な食事は「給食調理」を通じてもちろんよくご存知の方々でしたので、「味覚のナチュラル・サイエンス」を交えて野菜・果物の特性を別の角度から知識としてお話しました。実際味わいながらだと格別なのですが。

皆さんの表情から、真心がこもった給食が想像されました。子供たちへも通じていることを願ってやみません。

熱心に聴講してくださいまして、また、「癒しの食」へのアンケート記入、本当に有難うございました。

                        有意義に活用させていただきます。拝

アンチエイジング旅研究家(登録商標出願中)

アンチエイジング

ポイントは、水・酸素・潮騒・森の呼吸・・・・など、その地に行かなければ得られない自然のファクターを重要視していることです。仕事に追われる毎日、美容からは程遠い食事、慢性睡眠不足、膨大なメールや決裁書類・・・なんだか体調がすぐれないけれど、歳のせいかなぁ・・・そんな時自然のなかに実を委ね、その土地で採れた食材をシンプルな調理で頂き、心と体をゼロ設定すれば、本当の自分の体調を知ることが出来るのです。

研究家とはいっても、講演の際のアンケートで「癒しとは・・」などの意見をお聞きしたり、関連の医学書を参考にして意見を述べたり・・・でした。

 この度、日本抗加齢医学会(アンチエイジング医学会)の認定医試験に合格しました。さらに研鑽を積み、グリーン・ツーリズムの進化形であるアンチエイジング旅を追及していきたいと思っております。

特に癒しの食については興味深いところです。

神楽ナンバン : 新潟県山古志

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そして次に向かったのが新潟県山古志地区。

生産者を訪問。なんだか動的な感じがする。神楽のリズム・動きが・・・なんとなく感じられるような気がする。

違いは・・・あるある。かつ面に注目していただきたい。辛さは・・・秘密です。外見も少々違います。ただしモノによっては、ぼたんこしょうと外見は判断できないものもあります。

気温によって辛味の出方が違うのだそう。年毎に辛味の違いを言及できるのは、もちろん同じ品種と向き合っているから。生活者はナンバン、しし唐、ピーマン・・・その手の野菜をぐるぐる意識もせずに食べているので、「今日のカラさ」だけの瞬間的なものだと再度認識。

それにしても動の神楽ナンバン、静のぼたんこしょう、そんなイメージだったが、辛味は・・・・?

辛いはからいとつらいと読み違えてはいけないですね。みんなでワイワイとカライものを食べて夏の暑さを吹き飛ばしましょう。

今回の突然の訪問を快く受け入れてくださいました山古志地区の農家の方、電話の問い合わせにあたたかく応答してくださった山古志支所の地域振興課の方、途中、丁寧に道を教えてくださった産直の女性・・・・みんな山古志の魅力です。有難うございました。

神楽ナンバンに地域の歴史と魅力がぎっしり詰まった貴重な農産物。私なりにも大事にして行きたいです。