盛岡手づくり村講座。今年も年2回予定しています。
伝統葉野菜で脳・骨のアンチエイジングと題してアンチエイジング講義と遠野市早池峰菜をお料理しました。葉酸とホモシステイン代謝はアンチエイジングに重要な関係があります。
虫食いでちょっと状態が悪かったのですが
野菜ソムリエのスキルで
蘇りました。
3品完成!
レシピ担当はこの方、プロなので手際も良く・・。チーム野菜ソムリエは可能性充分!
皆さん、楽しんでくださいました。
なおこの会に先立ちまして、手づくり村周辺の遊歩道をノルディックW。脳も骨もアンチエイジングには運動とても大事なのです。
第17回岩手県理学療法士学術大会で伊藤シェフと講演しました。
テーマは 本物の食を知ると見えてくる・健康食品のウソ・ホント
食の一次機能:栄養性、二次機能:美味しさ、三次機能:生体調節
それを満たす食は、高品質で美味しくて身体に良く、長い間食べても健康に悪影響が無い。つまり長い食経験に基づく食です。その視点をわすれてはいけません。
そもそも「健康に良い」とする根拠は、疫学調査やランダム化比較試験であり、しかも指標が数値や自覚症状です。食は複合因子であるはずですが、「難消化性デキストリン」など1つの項目に絞ったものだけが研究結果が出しやすく、説得力をもち始めます。しかしその数値が改善したからと言って、どれだけ健康になったかはあいまいなままなのです。
その成分を摂取するために添加物だらけの食に混入し商品になる・・・。この不自然さをなんとか説明しなければなりません。
伊藤シェフからお料理のデモ。自根キュウリと接木のキュウリ、味の違いを参加者代表に味わっていただきました。
サプライズで伊藤シェフにお弁当を差し入れましたよ。
岩手には美味しいくて健康増進する農作物が沢山あります。
それにしても「気持ち」だけの商品、多いですね・・・。
早稲田大学 JA共済寄附講座 第7回東北復興のまちづくり-農からの地域創生- ユニバーシティ・スタディーズ科目(全学共通科目) テーマ「食・交流・健康と地域創生~シニアの暮らしが日本の未来を変える~」
ゲストスピーカーとして1時間お話させていただきました。
ご縁というものは不思議です。
たしかに実家の近くに早稲田大学の合宿所があり、小学校のときは学生さんに遊んでもらったり、いろいろな行事で交流会があり、とても身近だったのは確かです。
しかし医食農連携活動で東京を訪れた際、大学の教授と名刺交換をしたのがそもそものきっかけでした。ほんの数分の立ち話でしたが、現在活動している内容について学生さんたちにお話を、と。
はじめて行く早稲田大学におのぼりさん気分!
学生さんたちは優秀。おっきなおばさんがガッツンガッツン本音を話すものだから皆さん圧倒されているかと思いきや、聴く態度や質問内容から彼らなりの考えや思いが伝わってきました。
生産して生きて社会を形作って行く事、ビジネスを行うにも使命感を持つようにと。
田野畑の未来は被災地の未来にも繋がります。いえ地方人口激減していく中でむしろバイブル的な存在にしていけたら、と思います。
30年前、参加した真夏の交流会。商学部の学生さんが叱ってくれた「もっと地元を大事にしろ!!」忘れていませんでしたよ。その方は今どうしているのかなぁ。