投稿者: 宮田 恵

岩手の食材でキュイジーヌ・マンスール in Tokyo

食材(特に野菜)のもっているチカラ(栄養価、フィトケミカル、味わい)を重視した食事を考えますが、それは食品成分表には掲載されておらず、人の感性による判断が大事になります。

 品質と健康への寄与を説明し、岩手の食材を実際味わっていただく会を開催しました。

昼の部:東京南青山薬膳中華エッセンス・藪崎シェフは農水省マスター料理人です。

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講義時間が30分と限られていて充分な内容を伝え切れませんでしたが、植物を頂く事の大切さ、そしてその品質により味も異なる事を体感していただけるだけでも今回は十分と思いました。アンケート結果を踏まえさらによりよいものにしていきたいと思っています。参加者の方々には心から感謝です。

 

まずは感性をくすぐる刺激的な野菜・山菜・ハーブの試食から。

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浅葱、ふきのとう、花わさび、ルッコラ、セルバチカ、コリアンダー

 

そして素晴らしいお料理の数々・チカラのある岩手の食材が薬膳で美食へ変化します。野菜か機能性野菜か薬草か?体内では?講義で解説しています。カロリーと塩分だけにとらわれた食事治療は決してよい結果を残しません。

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田野畑産合鴨の広東風ダック:藪崎シェフだからこそ出来る味わい(幼少期過ごした場所で飼育された合鴨だと思うと感慨深いのです)。

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ボウフウ入り薬膳スープ。これまた薬膳料理の真髄。この日だけのスペシャルメニューです。

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環境や食事、ライフスタイルによっては健康を害している事実。岩手に大自然クリニック(森の診療所)があり、周辺に食材の生産現場があり、東京に住んでいても都内と岩手に二つのかかり付け医がいて、いのちを養う食材の調達といのちを整える場所(診療所)がある。その交流が、高齢化社会・地方の人口減少・東京への一極集中の様々な問題解決に繋がることになると考えています。

 

夜の部は次回のブログで・・

 

 

森の診療所メディカル・レストラン

昨今の食と健康のテーマはカロリーや塩分、糖質がテーマになることが多いようです。数値があえばそれでよし!であれば輸入食材でも冷凍食品でも良いということになります。

違うと主張すると相手にされない医学界。

「植物のチカラ・植物化合物」を大事にした食事療法、すなわち食品成分表には記載されていない項目を重要と考えています。薬膳、そしてフィトセラピーにも通じます。

春は芽や茎が旬。山菜でも野草でも野山に可食できるものが出てくるシーズン。苦味、アクの正体を解説。すべて悪い成分ではなく、むしろ身体に役立つ成分も多いのです。

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野菜か山菜か、はたまた薬味かハーブか薬草か? 勝手に人間が分類しているだけで、どれも植物が光合成して作る成分。美味しさか機能性か薬効か、あるいは毒なのか?今回はそこに着目していただきました。

食事に先立ち講義。科、部位、フィトケミカル、体の中に入ってからは・・・

在来作物の野菜・ハーブを試食 していただきました。

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1・ルッコラ(葉・つぼみ) 2.セルバチカ(葉・つぼみ) 3.浅葱 4.早池峰菜 5.コリアンダー(パクチョイ) どれもこれもすごいパンチです。

会場

さてお料理の数々

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食材のほとんどが岩手県産。味わい深くて、味を形成するさまざまな成分がぎっしりと詰まっています。カロリー、塩分、コレステロール・・・そのほかにもっと大事なことに気づきがあるでしょう。

 

パスタ

 

鶏肉

東京でも同じスタイルでイベントを開催いたします。

トライ

 

食育10年

食育について再考し来年度の計画を考えています。

http://www.jfn.jp/News/view/owj_thu/1493

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以前、ラジオでお話させていただいた事を具現化するということです。

年度末、考える事多々。