投稿者: 宮田 恵

仕事

「仕事」を考えさせられた京都の農家さん訪問

勇気をもって言葉にすれば、若い男性の介護の仕事、正直、少々不健全な気がします。もちろんいきいきと仕事をされている人も沢山いらっしゃるようではありますが・・。

 地域医療をしていると、安定した職業として介護職を選択する方は多く、一方、農業後継者はごくわずかであることに気づきます。

 仕事柄、そういった介護職の方と接すると、年代相応のパワーを感じません。それに、申し上げにくいですが、体のかおりも介護される方々と同じになっています。いたしかた無いのでしょうが。

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 京都の若手農家さん2件を訪問しました。

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就農1年目の田中さん。学校の先生だったそう。パソナで研修してこの地で農業を始めたそうです。透明感のあるエネルギーを持っています。

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大好きな茄子。花が咲いていました。収穫できたらお買い上げする約束。楽しみだなぁ。

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茄子品種も多彩・少量多品目。

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そして2軒目、三千院近くの有機農業を実践。畑には同志社大学のサイン。

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同志社大学はアンチエイジングの研究も盛ん。医と農が近づいて、なんだかワクワクします。

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ご夫婦も素敵。なんだかミュージシャンみたいです。中央二人。

 

同じ年代でも職業によってこうも違うのか?と考えさせられますね。

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地域の介護施設では、若手農家さんを数時間(時給)雇うこと!そういう雇用があったら職場もいきいきしてくると思います。

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次の世代に残すのは介護技術より、農地の様な気がします。

 

ところ(野菜王)

立派な「ところ」が手に入りました。

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お店の人に「これ下さい」と言ったら、「えエ、いいのぉ?」と不思議そうな表情。

「これって、苦いのですよね」お店の方、安心したかのように、「知ってるのー、若いのにねぇ(注;社交辞令)、このへんじゃ高齢者しか食べないよ」と、結構、嬉しそうでした。

最後に「腰から下に効くらしいよ」と、ニンマリされていましたが・・・。あまり苦くありませんでした。

山菜に「あまどころ」

そして「にがどころ」が、この「ところ」だそうです。

実に興味深い

愛されオヤジ健康料理教室

本日の愛されオヤジ健康料理教室、テーマ食材はエゴマと葉野菜、脂質代謝は最近のトピックスです。

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盛岡の浅沼醤油店のもの、岩手県産のシソエゴマを使用しています。こちらの会社ではエゴマプロジェクトを実践中、しぼりカスを醤油にしたり紙に加工したり、堆肥にしています。エゴマ醤油は大豆アレルギーのある子どものために、という思いからスタートしたということ、αーリノレン酸はアレルギー疾患の食事療法にも応用できます。浅沼醤油店直営食楽日和 019-622-2580、http://asanumashoyu.co.jp/

定員はたったの10名。まずは講義を行い、愛されオヤジになるための宮田流生き方提案と健康知識。

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葉野菜は、ほうれん草、春菊、ニラ、ルッコラ、キャベツ・・・ただ茹でたり切ったりするだけののメニュー。

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ただし調味料は値がはるものを。

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これに玄米雑穀ご飯と大根の味噌汁がつきました。

男性の独り暮らしの方、食が原因でご病気されて入院加療し、一旦改善しても毎日の食事を維持する能力(料理するチカラ)がなければ、またすぐに悪化してしまうことがたびたびあります。

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クイック アンド ファスト、切るだけでも美味しい、茹でて海苔やおかか、しょっつる、カッテージチーズ、ドレッシングだけでも、素材が良ければ十分に美味しく頂けることを体感していただきたかったのです。

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日曜日ですから、ゆるり、ほんわかの時間、料理法には一切口をだしませんでしたよ。お野菜の味、見直してくれたら幸いです。

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出来る人は初めてでも出来るのです。

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昨日にひき続き、きゅうり4種食べ比べ、今日もプロローグが一番人気でした。

 

野菜料理出来るオヤジは健康でいられる、周りを愛せる、そして周りから愛されます。次回は7月7日、果菜類野菜です。