立派な「ところ」が手に入りました。
お店の人に「これ下さい」と言ったら、「えエ、いいのぉ?」と不思議そうな表情。
「これって、苦いのですよね」お店の方、安心したかのように、「知ってるのー、若いのにねぇ(注;社交辞令)、このへんじゃ高齢者しか食べないよ」と、結構、嬉しそうでした。
最後に「腰から下に効くらしいよ」と、ニンマリされていましたが・・・。あまり苦くありませんでした。
山菜に「あまどころ」
そして「にがどころ」が、この「ところ」だそうです。
実に興味深い
本日の愛されオヤジ健康料理教室、テーマ食材はエゴマと葉野菜、脂質代謝は最近のトピックスです。
盛岡
定員はたったの10名。まずは講義を行い、愛されオヤジになるための宮田流生き方提案と健康知識。
葉野菜は、ほうれん草、春菊、ニラ、ルッコラ、キャベツ・・・ただ茹でたり切ったりするだけののメニュー。
ただし調味料は値がはるものを。
これに玄米雑穀ご飯と大根の味噌汁がつきました。
男性の独り暮らしの方、食が原因でご病気されて入院加療し、一旦改善しても毎日の食事を維持する能力(料理するチカラ)がなければ、またすぐに悪化してしまうことがたびたびあります。
クイック アンド ファスト、切るだけでも美味しい、茹でて海苔やおかか、しょっつる、カッテージチーズ、ドレッシングだけでも、素材が良ければ十分に美味しく頂けることを体感していただきたかったのです。
日曜日ですから、ゆるり、ほんわかの時間、料理法には一切口をだしませんでしたよ。お野菜の味、見直してくれたら幸いです。
出来る人は初めてでも出来るのです。
昨日にひき続き、きゅうり4種食べ比べ、今日もプロローグが一番人気でした。
野菜料理出来るオヤジは健康でいられる、周りを愛せる、そして周りから愛されます。次回は7月7日、果菜類野菜です。
久しぶりにイベント出演をしまして・・・
30分ですが大きな会場で自分に視線を集中させるのは結構テクニックが必要です。
MCの方がテンポ良くて助かりました。
ホントに久しぶり、野菜ソムリエチーフをつけました。このほうがウケがいいので・・・。
そしてキュウリの試食。つくば農研機構の方から送って頂いた大型施設栽培のきゅうり4種です。
プロローグ:オランダ、英国などで栽培される多収量キュウリ。皮がつるつるで日持ちします。外食などで繁用されているそう。今回、一番人気でした。
カッシブ:日本では馴染ないですが、中東などではこのずんぐりキュウリを良く見かけました。多収量、みずみずしい食感です。
ハイグリーン:普段、よく食べているキュウリ。今回、不人気。味は、日常スーパーで購入できるキュウリそのものでしたから、他が美味しすぎたのか、日常、まずいきゅうりを購入させられているか、どちらかでしょう。
スーヨー:以前、農研機構をおじゃました際、これが一番おいしく感じましたけど、今回は、そんなに美味しく感じませんでした。前回、頂いた時が採れたてだったからかしら・・・。人気はカッシブと同等No.2 でした。
アンケート回収年齢は40-60歳がほとんどでしたので、好みは年代ごとでの傾向は出ませんでした。
食べ方はサラダ、漬物、モロキューがほとんど。加熱調理との回答はゼロでした。
会場からの質問は
1.野菜ジュースで1日分の野菜を食べた事にはなりますか?
2.この時期の芽が出たじゃがいもは食べても大丈夫か?
でした。後半になるほどに人が集まってみました。かなり元気よくトークしましたからね。
その次の講演は、1級建築士でシックハウス対策の第一人者の方。FB上ではお知り合いでしたが初対面。美味しい野菜のはなしに続けて「美味しい空気」のお話しでした。
生活って人の身体に直結しますね。良い出会いが良い仕事に繋がりました。感謝です。
氏名:宮田 恵
医師/野菜ソムリエ上級プロ