投稿者: 宮田 恵

雑誌 Slim Love

若い方向けのダイエット本(マキノ出版)に載せていただきました。

 

 

年4回の発刊なそうですが、食事量を減らすダイエットでは無く、自分で料理することが基本になっているので、私の高校生の食育テーマとも重なり、取材も受けやすかったです。

 

おからダイエットについてなのですが、ともかく野菜とおから、そして食べ方・食べる時間の提案・・・読者の生活に到達するような言葉を選びました。

 

洋服のカタログモデルに見られるような細いだけのモデルさんは登場していないのも良いですね。

 

もりおか美人塾の年間テーマも決めましたし、若い方々を美人にして日本を元気にしたいと考えています。

 

そして同時にシニア世代も女性ホルモンがなくても美人になる手法を提案していきます。

 

 

肥満外来

みやた整形外科医院内科で、肥満外来を実施しています。

 

肥満の改善は生活習慣病や整形外科関節痛の治療効果を格段に高めます。そう感じている医療関係者は多いでしょうが、診療で取り組まれている方はほとんどいません。おおかたが「無理」とおっしゃります。

 

たしかに指導しても減量に成功できるのは5%未満の方と言われています。

 

当院、内科では。特殊検査などは行わずカウンセリングが主体になります。

 

肥満は10人いれば10人の理由があります。ただ食事量を抑える様に、体重を減らすように、とアドバイスしても、その通り実施できる方は少ないようです。

 

方針としては実現可能なライフスタイルの変化を少しずつ提示していくことです。複数の医療機関を受診されている方には治療内容と食の関連性が整合性がとれるようにしなくてはなりません。

 

体組成や腹囲を測定し、自分の体が何で構成されているかを知り、そして「何を食べてその結果になったのか」をコミュニケーションの中から探し出し、提案します。

 

 

原因はご本人が知っていることも多いのですが、最も誤解が多いのが量を食べなければそれで良い、ということです。

 

圧倒的に食物繊維が少ない。腸内環境は肥満のメカニズムにも関与しているという事が重要視されています。

 

食環境を配慮して可能な野菜の食べ方を提案します。特に野菜の種類のこだわりはありませんが、糖質が少ない葉野菜は大事。そして洗っただけでおいしく食べられるトマトやキュウリなど馴染のある野菜を紹介します。

 

ワーファリン服用の方は野菜をたべてはいけない、とまで誤解している方も。

 

差し引き、抑制のダイエットは長続きしません。ひとつステップが上昇したら次のステップを踏む。そして減量だけが目的ではなく、いつまでも元気で若々しくいられるために野菜を食べる事を強調し、目標を希望ある項目へ押し上げます。安易な健康食品では幸せは手に入れることはできません。

 

メソド(手法)よりウエイ(生きる道)、食事療法をそう考えています。ハードルが高いのは言うまでもありません。しかも診療点数が限られているので、どこまで持続できるかが課題ですね。

 

あれから18年

あれから18年になる。今日は子供の誕生日。

 

仕事はほとんど休んでいないので、毎日、子どもをどう過ごさせるか、という問題がいつもつきまとっていた。思えば、まあ、よく暮らしていたものだと・・。

 

 

その日の業務が精いっぱい。なんとか学位とか専門医などはこぎつけているものの、出世の切り札、研究論文を重ねる、などということは考えも及ばなかった。

 

今年の新年祝賀会で14年前にお世話になった県立病院の院長先生と再会できた。

 

よく辞めなかったね

 

今日も三食分の家族の食事を準備。外食はほとんどしない。朝5時起き。子供への愛は意識しなくても底力になる。

 

母というのは出産後の変化であることは間違いないが、日々の暮らしのなかでさらに成長していくもののようだ。だから18年前よりも母としての子供への愛情は深まっているようだし、また、それは人間の成長としての証であるような気がする。

 

 

11月にイベントに参加させていただくが、テーマ「うふっやっぱり愛でしょ」とテーマ曲の作詞を今回も担当した。

 

♪あなたがここに生まれてきたのは、かあさんが貴方を愛していたから♪

 

関西の愛のパワーも、シニア野菜ソムリエ Noby さんが運んでくる予定。

 http://doctor-ls.com/2011/0724/1903/

 

自分の感情表現を我慢し相手を容認するのも、きちんと叱ってあげるのも愛。

 

かあさんの愛はなかなか難しい。でもかあさんをしている女性はまだ叱りの状況づくりがうまい。相手の気持ちの逃げ場をつくってあげられる。

 

さて、そんなこんなで18年、今日、研究費の申請書が手元に。あれっ、かつて出来なかったことが巡ってきたようだ。

 

人生、思いがけないことばかりだ。