お野菜処方いたします。

野菜の価格

家庭画報に掲載していただきました。関係者の方々には心より感謝申し上げます。

 

記事にある野菜は特別なものではなく、ごくありふれた身近なものばかり。記事で強調したことはきちんと栽培された野菜を、なるべく新鮮なうちに(栄養価の消耗が少ない)、自分で料理して、毎日コツコツ食べることです。

 

どんな経済状況の方でも共通のこと。こちらの雑誌をめくりますと庶民の生活とはかけ離れているので、自分の記事は地味、しかしライターの方の力量で日常的な野菜がなんとも価値あるものになりました。

 

 

さて私は生活環境から美味しい野菜は苦労せずに手に入ります。富裕層が通うスーパーマーケットもあると聞きますが、そこにならんでいる野菜は本当に新鮮で美味しいかはわかりません。記事の中で、取り寄せしてでも良い野菜を、としましたのはそんな理由からです。

先日発売のプレジデントという雑誌に面白い記事が。農水産物のナゾ「いちばんかせぐのは流通業者?」という内容。農水産物部門の割合はかなり少ない。生産されてから消費者の所に届くまでに、食に係る多くの業者がひしめいています。たしかにいつでもそれなりの食事が楽しめる現代、流通業者が介在してこそ。

 

しかし生産部門では売り先の確保に悩んでいる。つくばで講演させていただいた際にも議論されていましたが、野菜工場や大型施設栽培でも悩みは共通です。

 

もっと「欲しい!」という声をあげないと手元に美味しい野菜は届くシステムは出来ないし、経営がなりたたなければ生産が持続しなくなります。

 

富裕層はマイ農家さんをもつ、それがステイタスになるといいですね。

植物工場消費者セミナー

高度な野菜生産である植物工場について、一般の方々へのセミナーと施設見学、講演会で講師をつとめさせていただきました。腎不全患者さんむけの低カリウムレタスの生産なども出てきて、医療と食生産を結びつけたいという生産企業も多いという。

 

一般の方と聞いていましたが実際はほとんどが企業の方々。私にあたえられたテーマが「食べて健康・新鮮野菜」。医療における野菜の位置づけも私なりにお話しした。

 

中野先生は野菜茶業研究所の上席研究員、植物工場について解りやすく解説していただきました。中野先生はシニア野菜ソムリエでもあります石川先生からは野菜の機能性評価法について。

 

勉強になりました。領域がことなる方々に学ぶべきことは本当に多いです。

そのあと近くの施設へ。税金と企業からの出資による。

きゅうりの試食あり。呼び名が研究所らしい。中間母本?

 

ずばり164、頭痛薬みたいだ。

 

ピノッキオ、カッシブ・・・名前は美味しくなくなりそうなイマイチ・ネーミングですが味はよかったですよ。

 

日本人の好みがばりっとした歯ごたえのきゅうりという。確かに・・。

 

野菜工場は誤解も多い。土のない養液だけで本当の野菜ができるのか?本当の野菜の定義も難しいが、雑菌がつかない、農薬を使用しなくてもいい。メリットははかりしれない。

 

そして最重要課題、燃料コストだ。まあ露地栽培でもマルチビニール、化成肥料、農薬、そういったコストもばかにならない。21世紀では野菜工場はあたりまえでしょう。

 

医療へ高品質野菜、望む患者さんは多くても、入院給食などへの導入はコスト面で難しい。医薬品は必要であれば保険診療は請求できるので、食の中身より投薬内容が重視されるのは自然な流れ。ただ本当に患者さんの為を考えれば、もっと給食の内容を吟味し、医師自らが食を知り、食による治療に保険診療の評価がついてくるべきでしょう。医薬品業界の総売り上げのほうが食生産よりも金額がはるかに多い。

 

はるばるつくばまで来て、多くの方々とお会いすることが出来ました。自然科学を専攻する研究者の方々との会話は清々しかったです。講演の機会を与えてくださった中野先生、そして関係者の皆様に深くお礼を申し上げます。

 

 

うふっ❤やっぱり「愛」でしょう

こころとからだの健康フェスタ2012(小原薫氏主催)に今年も参加させていただいた。

 

 

昨年は震災後ということもあり、テーマは「祈り」。作詞させていただいた「祈りの詩」は、紆余曲折、かなしみの光景から脱し、あざやかさを伴って大きくなって歩んでいるという。

 

今年のテーマは「愛」にしようと小原氏は決めていた。うちあわせで、角度を変えると、いかようにも映る「愛」というテーマ。

実はかなり照れ屋の私がわかいころ良く発していた言葉。うふっやっぱり愛でしょ。

 

おもわずほんわりなる。東北人でも無理なく言葉にできる。そしてテーマ曲も、ということで作詞もさせていただいた。今回もさして気持ちをこめず(祈りの詩は例外)、キーワード、キーフレーズを並べた。というか、愛に想いをこめると、たいそう野暮ったくなったり、にがにがしくなったり、万人うけはのぞめなくなるのだ。

で、あっさり作詞して小原氏にメール送信、ポン。ちょっとまどろっこしい歌詞だし、ダメならまた・・・しかし小原氏は、できましたよ!これで二人のオリジナルは5曲。

 

今回のイベントには神戸のシニア野菜ソムリエの高橋さん (Noby)にお越しいただいた。東北人だけで愛を語ると、なんだか「ネトッ」と粘着性のとろろ芋、になりそうなところ、さすが関西のリズムは違う。しかもNobyのトークは海のような爽やかさがある。

 

午前中のあったか男の料理教室。男性がお料理、女性はお相手の男性の良いところを褒めあったり、日々の暮らしを語り合う。これが「普遍的な愛ある暮らし」多くの人が望むことではないだろうか。独身の方々は気づいていない。

 

 

料理研究家の梅津末子先生のご指導のたまもの、1時間でこの仕上り。

 

「愛されオヤジ」つぎなるテーマがNobyの誘導でわいてきた。

さて、午後のトークも、心療内科臨床医、音楽家、Noby、私、小原氏、違った角度でかたる「愛」は世界への愛へとひろがる。

 

音楽は・・・今回も涙があふれて、なんでこんなに感動しちゃうんだろう。表現できないので、実際聴いていただきたいと。

 

中嶋誠一先生(フルート・オカリナ奏者)のコンサートは12月15日(土曜日)開催予定。きっと透きとおる愛がうかんできて、それが愛のはじまりになると思いますよ。

フルート・オカリナコンサート
場所 岩手県公会堂21号室 日時 2012年12月15日(土) 開演 16:00 (開場 15:30)
チケット 1,500円(当日1,800円) 高校生以下800円(当日1,000円) 3歳児未満入場不可
プレイガイド 岩手県公会堂 伊藤楽器 カワトク アネックスカワトク  フェザン プラザおでって いわて生協盛岡地区各店
主催・お問合せ 盛岡フルート・オカリナ・アカデミー 070-6498-8430

http://flute-ocarina.com

 

 

Olive のダンスパフォーマンスも素敵だった。子供たちの周辺には自然に愛があつまる。

今回の作詞、まどろっこしい、かなり変な言葉の羅列、しかし曲がつくと、ものすごい立体的になる。いつかどこかでそのギャップを感じて頂きたくて、下記に掲載します。

 

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あなたが生まれてきたのは

かあさんがあなたを愛していたから

うぶごえあげたその時に

あなたも愛する力を授かった

 

うふっ やっぱり愛でしょう

愛は体をすぎていくものだから

ひとつ来る ひとつ去る

その時きっと誰かが幸せになる

 

あなたがあるいていけるのは

勇気で進んだ先人の歴史

人びとの愛の形見

流れおちた汗 未来へつづく道

 

うふっ やっぱり愛でしょう

愛は心をすぎていくものだから

ひとつ来る ひとつ去る

その時きっと誰かが幸せになる

 

 

あなたが人を信じてるのは

キミを思いやる友達のまごころ

あいつの不器用な愛は

しかってくれたとき溢れた涙

 

うふっ やっぱり愛でしょう

愛は時代をすぎていくものだから

ひとつ来る ひとつ去る

その時きっと世界が幸せになる

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だれしも「かあさん」はいます。女房、子どもはいなくても「かあさん」がいたから・・・。この部分は全ての人々への応援歌です。

そしてはるばる岩手までお越しいただいたNobyに感謝。残した愛は確実に増殖しますよ!

きいつけてな!ほんだら!