
愛犬の名前である。留守番犬。ちょっと気の毒になるが、安全圏で生活することはそれなりに快適でもある。
私に関して言えば、一歩外に踏み出すと・・・当らなくても良いものが待っているし、強そうに見えるらしく非は容赦されない。今年は本当にいろいろな事があって、引っ込みたい、隠れてしまいたい・・・・・真剣に思ってしまうくらいにへこたれそうになった。
愛犬のシッポと肉球の握手に何度か慰められながら、「だからといってじっと家の中で過ごせるような性格でもないでしょ」と語っているかのようなクレバーなこの犬は、レスキューではなく癒し犬として我が家に君臨しているのです。

9月下旬から12月8日まで県内高校8箇所で食育講義をさせていただきました。ご協力いただいた高校には心より感謝を申し上げます。
あるときは一クラス、またあるときは200名を一度に。眠る生徒あり、あるいは終始驚きの表情の生徒さん、無視しているのか・・と思いきや突然何か思いついたように聞き始める生徒さん。反応は実にさまざまでした。
眠っている生徒さん、無視してお喋りしている生徒さん・・・・それは特にその通りの反応だと思います。だって大人たちはそれ以上に関心が低いのですから。
このでっかいおばさん、うるさいなぁ・・・何しに来ているのだろう・・・そう思われるのは覚悟の上でしたよ。でも食べることの前に「生きること、生きていくことのメッセージ」がちょっとでも届けば嬉しいです。
食育は教育現場、食産業は資本主義、そこの間に農水省、厚労省、文科省があるのですが、それぞれバラバラです。医師、シニア野菜ソムリエ、母親として伝えたいことを講義に盛り込みました。活動を始めて4年間、その思いを込めて、現在DVD製作中です。
かつての記事です。
http://doctor-ls.com/2009/0930/743/


いわてリハビリテーションフォーラム2010. 基調講演はテレビでもおなじみの大田仁史先生。お話がおもしろくて濃い。肩書き抜きで、とても素敵な先生です。聴衆は釘付け。

続いてシンポジウム。「食と介護から介護を予防」。最近一方通行の講演ばかりでしたが、周囲の先生と波長を合わせながらは結構気をつかいました。そろそろ静かにしていようかと考えているところです。
意見を述べるだけは簡単。講演の回数より大切な「実績」を作らなければならない段階です。またハードルです。