お野菜処方いたします。

マクラ

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この形で枕を連想するのは私以上の年代だろうな・・・。

ミンチのお肉にニラが巻いてあります。

枕にはいろいろな意味がありますが、菊枕は晩秋の季語とか。ちょっと素敵です。

ピローとはニュアンスが違いますね。

雫石創作農園~創作し続ける美しい人生~

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雫石農作農園は雫石ロッジ村にある、とても美しい場所。盛岡から車で40分ほど。

農繁期も後半で、こちらの特産雫石黒千石の大豆が干しがけしてあった。有難いことに、今日の訪問のためにと秋じまいをせずにおいたトマト。濃厚な甘さと旨みのトマトに「完熟」して美味しく頂いた。こちらの代表の福本さんとは「にたきこま」を通じてお近づきになれたが、実はその存在や信念は以前から伺っていた。

農園の加工食品はパン、お菓子、ジャム、ひっつみ、トマトのピューレ(写真・にたきこまと桃太郎の混合)、黒千石の味噌、しょうゆなどがある。いずれもほぼ100%国産、主にこちらの農園で収穫されたものである。パンは南部小麦。しっかりした味わいと程よい硬さが食事パンの王道を行く。黒千石大豆のあんパンもあるそう。

20年前にスタートしたこの構想。社会情勢の変化に紆余曲折しながら、今ここに来て新しい感性として価値が見出されてくるような気がする。ビジネスとしての捉え方をすると語弊もあると思うが、一度はこんな生活をしてみたい、との願望を抱くかたは多いと聞く。福本さんご夫婦の内面からあふれる「若々しさ」は、この地でのライフ・スタイルがもたらした自然なプロセス(現在進行形)でもある。

うすむらさきのハーブのお花。うぶ毛が光を散乱して「デジカメ」のピントをあわせ難くした。お花に「ファインダーごしで何がお解かりなの?」って言われたような気になった。

アグリビジネスとか地域おこし、ブランド、産地呼称認定制度・・・名札づくりも大事なのだけど、ここでの暮らしそのものが加工品の背景や名札となる。1斤88円のパンを選ぶか294円の創作農園のパンにするか、自身の体の一部になる食材を選ぶのはそれぞれの選択。トマトのピューレの、丁寧に煮詰めたしっかりコクのある味は、ちょっと手を加えるだけで素敵なイタリアンが手軽に出来る。パスタ・ソースより応用できるし断然健康的である。ちなみに地元より首都圏で人気が高いらしい。これは良くわかるなぁ。

第二の人生を思案されている方々、こんな暮らしいかがですか?

雫石創作農園ホーム・ページ http://www.fiberbit.net/user/sousaku/

安家地大根 : 農作物の魅力の一つ「背景」

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スローフード協会の味の箱舟に指定されています。

アントシアニンの紫が葉っぱまでキレイなこの地大根。大根そのものはとりたてて美味しいとかそういった類では無く、個性と存在そのものに価値がある農作物です。

岩泉町安家地区という、日本の心の原風景ともいえる美しい地域です。酸素も水も人もすべて透明感溢れ。写真で伝わるかと・・。守りたい!ここに来ると自然とそんな気持ちが湧き上がります。

味噌田楽と、「地大根とびっけなすの漬物」を頂きました。びっけ・なす?トマトの事だそうです。びっけは小さいという意味。トマトもナス科の物。よく言ったものだと・・・。キレイなピンク色に食材が移り染まります。

お勧めはおろしにしてトースト・ビーフの付け合せとして。岩手短角牛とのマッチングがヘルシー。なんだかまた訪れたい場所です。

通信販売もあるようです。株)岩泉産業開発公社:℡:0194-22-4432 です。