




由比先生の案内で、見るもの全てが「おおーーっ」連続の見学でした。
冷涼な気候の岩手で夏にもいちごを栽培できるようにと品種改良の結果生まれたのが「なつあかり」「デコルージュ」です。特にケーキ用に需要があるとか。USAのテロの時、輸入が途絶えてイチゴショートケーキが消えた・・という事もありました。今でも品種改良を重ねていらっしゃいます。
自身はイチゴは栄養価、エネルギーの低さから、健康食品だと思っていますが、やはり美味しいさ(甘さ、酸味、食感)を追求されているようです。
高リコピンを有する加熱調理用トマト「にたきこま」。これを普及させるのは野菜ソムリエの使命!。写真の花は「鬼花」。花の奇形ですが、この花からけっこう美味しいトマトになると聞いていました(これは流通関係の人のお話)。しかし、先生は「?」という反応で、いつか確認しに来たいです。
そして、ここにはりんごの「ふじ」の原木があります。ここから日本の誇る品種があるき始めたと思うと、感無量です。
あ~勉強になりました。

野菜・果物でアンチエイジングライフ と題して講演させて頂きました。
年齢層は若く、このあと水着ショーとかありまして・・・。こんな華やかな会での講演は初めて。楽しかったのですが、なにせ仕事でへとへとになった後での夕方からの講演。最後は口がカラカラ。でも音響の方がマイク音声を微妙に変えてくれて助かりました。
提供は大塚製薬「SOYJOY」でした。


食育学会に参加しました。今回は口演なしのポスター発表のみ。
高校生の食育はあまり実行されていないようでした。小中校は義務教育ですから行政の指導通り。しかし高校での取り組みはほとんど無いらしく、発表数も自分を含め2つのみ。
高校の校長先生と行政の方、そして栄養士さんで健康指導ウン十年の方々から興味深い質問を受けました。
そのほか神戸大学と東京農大の学生さんで、食育をやりたい!!という心強い若者に出会え、とても嬉しく感じました。
企業での取り組みは予算がありますので実行しやすいですね。社員ですから仕事の一環です。
自分は押しかけ講師で、謝礼ゼロ、今回の発表や旅費も自前です。でも誇りを感じながらコア・タイムの1時間を過ごしました。