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予防医療と医院経営

Medical communication という雑誌が創刊され、原稿を掲載していただいた。

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野菜に興味をもっていただくことが第一の課題なので、努めて躍動感のある文章に心掛けた。それが編集部の意図に即していたかは不明である。

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医療の話題の中に野菜を盛り込むのは難しい。医療人特に医師は野菜に興味がない。野菜のチカラを短時間でしか理解できないからである。そういう風な思考回路に教育されている。

 

私は医療文化の中に野菜を位置付けている。今、医療機関で足りないのは医療文化をよりよく創造していくことである。その医療文化を医院経営の手法にすることは有意義である。この雑誌にはそういった意図があるものと考える。

 

過酷な勤務医→開業→パッケージ化→収益をあげて借金を返済する→保険診療にあてはまる検査投薬で確実に収益を上げる

 

この図式の中に自分の理想とする医療は入り込む余地はない。

 

私がシニア野菜ソムリエを受講した際の提出書類には予防医療(シニア野菜ソムリエ)と保険診療(保険診療医)、その両輪で自分の理想とする医療をすることが記されている。予防医療は自分の力量で稼ぐ領域、すなわち保険診療のように行政からの診療報酬はないが、自分に「値段」がつく挑戦の世界である。。

 

野菜ソムリエを行うために勤務医をやっていた、という見方もできる。そのうちに医師の肩書にエッジを付けてくれると信じていた(信じている)。

 

創刊号なのでこれからどのような展開になるのか不明であるが、予防医療で患者さんと良好なコミュニケーションをとり、検査や投薬だけではない医療で収益が安定していけるような医療こそが望まれる医療となると思う。そこには食や運動、音楽なども盛り込まれるはずである。すなわち統合医療、保険診療の枠を超えたところに別の経済の流れができればよい。経済が動かなくても、医師としての生きがいのある人生を感じていられることだろう。

 

単発の依頼ではあったが、とりあえず壇上にだけは上げていただいたこと、深く感謝するのであります。

森の診療所メディカルランチ in Tokyo

8月22日東京わなびばでメディカルランチ講義とランチのイベントを開催しました。

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アンチエイジング医学の基礎知識

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自分の人生は自分で経営する。方法があって手段があって、それをドライブする力(経済力)を意識することが大事です。

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そのあと岩手の食材をふんだんに使用してアンチエイジング食を表現しました。

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海藻、短角牛、野菜、調理用トマト「ニタキコマ」、はちみつ、芋粉など

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シェフの完成で旨み溢れ塩辛くない、エレガントなメニューの数々でした。

参加者の方々も「美味しい」と絶賛。

美味しさは栄養密度や機能性に直結します。

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今回はノルディックウォーク東京支部の方々からイントロダクション。

食事と運動はアンチエイジングの柱です。

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10月3、4日、岩手県田野畑村でメディカルツーリズム開催します。自然の中にいるだけで健康に。遊歩道も美しく、夕食はロレオールのフルコースです。

 

 

 

 

 

アンチエイジング旅研究家

もうだいぶ前ですが、登録商標を取りました。

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当時はまだ周囲は??でしたが、県知事さんだけは感触が良かったと思います。震災前は岩手県でも「癒し」をテーマにしようとしていました。

 

しかし「癒し」があいまいすぎてほかの地域、たとえば熊野古道などと同じイメージでしか広告代理店は表現しておりませんでした。癒しは主観的な判断。

 

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判断を教示したり評価したりすることは新しいと考えていました。食、運動、睡眠、それらは環境で変わってきます。どのような食、運動、睡眠で自身が変わるのか?癒されるのか?

 

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抗加齢医学、シニア野菜ソムリエ、ノルデディックW, 時間内科学・・・。語れることは色々あるのです。

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旅で疲労したら加齢促進旅、元気になって生きる意欲がわいた旅ならばアンチエイジング旅です。

 

メディカルツーリズムも企画しています。