5月になんとなく始まった愛されオヤジ健康料理教室。なんだかんだと好評を得まして今回3回目。参加メンバーも抜群の方々にお集まりいただきました。

大阪でおせわになっている玄米と野菜のお料理研究家、宮谷氏です。マクロビの師範なのですが、そういった角々しいムード全くなしの、大好きやねん、の先生。

レシピの説明を始めましたが、オヤジたちはトンチンカン。それもそのはず、これまでの料理がかなりアバウトでしたから、いつもなんとかなるさで来た殿方も初めは顔が引きつっておりました。

マクロビの基本、なるべく洗わない、皮つき丸ごと。ナガイモの表面を炙ってからお料理するとか。

開始!みなさん真剣。

真剣

真剣。でも真剣なときのオヤジたちの顔はとっても素敵です。

オーブン料理が出来あがるまでの間、私から男と女のホルモンの話など少々。ちょっと言いにくい内容ではあったのですがね・・・。

なかなかの出来栄え。なにしろ皆さん楽しそうでした。
よかった。

半沢直樹がいた!キャスト大集合。愛の10倍がえしですよ。
これで最終回のつもりでしたが、次回も!のお声も多数。ちょっと考えてみます。
0歳から100歳まで生涯役立つ美と健康の食療生、おかげさまで今回3回目の講師を勤めさせていただきました。

更年期なら念頭において欲しい骨粗しょう症

しかし慢性疼痛患者さんの多くは、民間療法を選ぶ方も多く、5年10年30年後の骨格筋のことまで気持ちが行き届いていないことが解っています。
しかし除痛だけの治療(方法)は要注意。さらに整形外科で骨粗しょう症の治療をしていても骨質が悪ければ骨折してしまう事実。骨質を維持するのは普段の生活です。
しかし保険診療では骨密度維持・上昇の治療のみなので、骨質を維持するのは自身のセルフケアです。特に食事からのアプローチは重要(抗酸化、抗糖化、ホモシステイン代謝)。
最近、医薬品でSERMという医薬品が発売になり、女性ホルモン様物質となると、イソフラボンの知識も再確認する必要があります。ホルモン補充療法も見直されてきています。




食からは「納豆」が有望。関西ではあまりなじまない(と思っていたらそうでもありませんでした)納豆を岩手から持参し、シニア野菜ソムリエの石井さんからスパイスでいただく納豆のご提案。


そしてこの会を主催してくれたピース・フード・ジャパンの宮谷さんが、納豆ポンテケージョのレシピ提案。




そして、これまた恒例の、欧来食堂 TANAKA さんからの特製お弁当。お野菜の扱いがとてもいいんですよね。
主催者のもうおひと方、歯科医師の薮田先生つながりで、歯科医師の方も何名か参加してくださいました。基礎知識が豊富なので言葉も伝わりやすく、終了後、今後の診療の参考にしたい、といわれて安堵です。


その前夜祭は、創業170年おでん「たこ梅」で。有名な統合医療医・三浦先生も参加してくださいました。二戸から「ところ」を持参しまして、皆さんに試食していただきました。

関西、なんだかおもしろいですね。次回はどうなるのか・・・。主催してくださる宮谷さん、藪田先生に感謝です。
更年期以降の人生が長くなってくると、おとろえる自身の身体と向き合いながら、そして自身をいたわることが大切。医院の患者サービスの視点から、そしてオリジナルの治療をすすめていくことも医師としての重要なテーマです。


10月の運動セミナーは外部講師を依頼しての恒例:頑張らない運動・コンディショニング。運動習慣がないかたが急に運動するとむしろ身体を壊します。関節を伸ばしたり回転させたり、身体全体が軽くなります。肩から首の症状緩和にはとても良いようですね。

それからこちらも月1回の「野菜中心・食事栄養セミナー」今回のテーマは「イソフラボン」

骨粗鬆症と女性ホルモンの関連、それに関連して、SERM(ラロキシフェン)やイソフラボンの知識をお話ししました。意外と知らないイソフラボンです。

そんな内容で11月10日、大阪で講義予定です。資料、本日できました。ちょっとここは気合が入ります。