7月7日(日曜日)盛岡手作り村にて、愛されオヤジシリーズ第二巻「野菜薬膳カレー」で学ぶファイトケミカルを開催しました。

生薬であれハーブ、スパイス、そして野菜のカロテノイド、フラボノイドなどなども全て植物化合物(ファイトケミカル)です。
治療として使用する、あるいは毒になる、または食事を美味しく食べる
それぞれ種類や濃度で表情は変わります。ともかく疾病予防やアンチエイジングは毎日こういったファイトケミカルをコツコツ食べることが必要です。

市販のカレールーはいわばつくられた味。そして使用されている油脂や増粘剤は胃もたれの原因です。白米にじゃがいもや肉中心のカレーは非健康食。

今回は健康なカレー基材、ハープやスパイスを好みで加え、そしてファイトケミカルたっぷりの夏野菜を使用しました。

一度に鍋で煮込んでしまうと、からい、苦いなどの味がまじりあい、むしろ間の抜けた味になります。


野菜を素揚げしてカレーにのせました。油を控えたいときはグリルすればよし。

普段、料理しないという方も、もともと男性は器用ですから、料理なんてちょろいはずなのですけどね。お上手!

野菜ぎらいの手作り村・佐々木雷蔵さんもカレーならご満悦。


みんなでワイワイ料理して食べる。最高の健康食です。
家族には「かなり贅沢な趣味」といわれている自宅わきの6畳の家庭菜園。おさなななじみにセットしていただいてから4年目になり、土の状態も良くなってきたようです。

最初は、ただやみくもに植えていただけでしたが、難易度が高い作物を植えても無駄、だれでも出来る作物を、丁寧に手入れすればいい、という結論に達しました。

そうすると、トマト、ピーマンは失敗しないし

意外と難しいのは茄子。植えるのが遅かった・・・。

今年はハーブに挑戦、とくにローズマリーの原稿を書いてから、とても気になり、3種類のローズマリーを挑戦中。かなり丈夫ですから失敗ないでしょう。

かなり前にまいたゴーヤ、さすが南国の野菜、気温を見計らって芽を出してきました・・・。種1つぶ60円なり。
まあ、日ごろやらないことは、急にはできません。いつか大自然クリニックのために、こうしてコツコツ練習を重ねているのです。
野菜の中で一番好きなのが茄子なのですが、真夏以外、岩手では流通している茄子は高知産がほとんどです。

高知の道の駅の屋根には茄子が乗っかっていて・・・
京都の農家さんを訪ねたのが5月下旬。その時の様子は↓↓
http://doctor-ls.com/2013/0528/2848/
その時、茄子を送ってくださいね、とお願いしていました。


とどきました。ピカピカの茄子。

まずは焼きナス。グリルに放り込んでおくと、ポンと皮が剥け弾ける音がすれば焼き上がり。
いやーまだ走りとはいえ、この上品で懐かしい茄子のうまみ。

そして幼少期、おばあちゃんがつくってくれた、茄子味噌いため。ちょっとピーマンが入ったり、しし唐になったり、たまにトウガラシになったり・・・。
むかしは、えーまた茄子ぅ、と旬を喜んだりうらんだり。今は、身体が欲して真夏は毎日茄子を食べているのです。不思議ね。
新潟の茄子文化も有名、いつか体感してみたいですね。
家庭菜園にも茄子を植えたけど、これまでの経験から見込み薄、でも頑張ってみよう。