投稿者: 宮田 恵

機は熟してきた・・・皆さんが成長を続けている。

高校生の食育で研究費を頂いた。これまでのボランティアが報われた。その件で久慈市入りした。

別件、突然メールが来て「次のテーマは山葡萄づくしで」。またハードルが高いこと・・。あっ私のハードルでは無く料理人さんのハードルなんですが。

そこで久慈市の野菜ソムリエさんに山葡萄ばたけを案内していただいた。急な申し出を快く引き受けてくださったのは forest kitchen の木村さんだ。

DSC09123

木村さんについては初対面(野菜ソムリエ養成講座でサイエンスは私が担当だったので初対面ではないのですが)なので下記を閲覧してください。

http://www.magariya.net/makers/scone/

yamabudou

歴史よくご存知だ。大変勉強になり感謝。ありがたい。地域の食材は、やはり地元で生活してきた人たちの言葉に含蓄がある。

ちなみにランチは市内の、やはり野菜ソムリエのお店エルコリーヌで。

carry

驚いた。1年前より格段腕が上達している(まあ、私がえらそうなことは言えないのですが)。開店当初はお客様の売れ筋をメニューにして、自分の思い描くメニューが出せない・・とお話されていた。写真のごとく今は伸び伸びと表現されている。しかも価格以上にレベルが高いです。

最近、周囲の方々が成長されてきて大変嬉しい。以前は東北で一人のシニアということで、ボランティアみたいな仕事をずいぶん引き受けて、なんとか野菜ソムリエが周知されるように頑張ってきた(つもり)。近しい人がまごころを込めたシニア仕事で頑張っているので、今日も私に依頼がきても私にはあてはまらないカテゴリーの仕事を引き受けていただいた。

資格などどうでも良い。こうして生き生きと暮らす岩手の女性が一人でも増えることが私の望みだ。

人を育てていくことを心がけていきたい。自分も沢山の人に育てられた。沢山しかられた為かしかってあげなきゃいけない・・・そう思うことも多々あるが、現代は叱り上手も叱られ上手もいない。

山葡萄の宿題を仮レポート提出。娘は喜んでくれた。

beef with pink

食と美容・健康を語る。

全ての人に食は関連があるので関心も高いのがこの領域。

いろいろな理論展開があるし、さまざまな本が出回っているので個々の解釈や理屈づけもバラエティに富んでいる。

○○が豊富だから××に効く。という話は、体の中の仕組みを全く無視している。例えば雑穀。それそれの雑穀を食べたときのメリットは栄養価とねずみ実験レベルのお話。雑穀ご飯にすれば、じゃあいったいどうなの?というお話は専門的な知識がなければ答えられない。

10人いれば10人の健康状態。食べてからの栄養学は血糖値コントロール一つについてみても複雑だ。

食べてキレイの代表、コラーゲン豊富な食材は肌のコラーゲンにたどりつく前に分解、再合成という過程がある。一対一対応で食を語るのはまるで皮膚のかぶれに外用薬を使用するような感じだ。

インナービューティとやらも動脈硬化予防を語ればあながち路線にずれは無い。しかし性格は一生変わらない人が多いが、血管がきれいでも性格が悪いとどんなに着飾ってもきれいには見えないようです。

生きる背景はビューティフル・ライフに大事です。

食からはじまる岩手の癒し

DSC09028

岩手県庁の偉い方々の前でお話させていtだきました。

持論:食は幸せになる手段。明るく行きましょう!の1時間。治療と癒しの違いをまず力説。講演のあとの討論で皆様の質問に「いわてのポテンシャル」を見ました。

岩手の癒しを食・人・環境で説明。人を癒せるのはいつだってヒト。そこに地域医療で学んだ私のメッセージがあります。