投稿者: 宮田 恵

家庭菜園

ホームページでは料理の記事は出していませんが、facebook ではマメに更新しています。

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小さな家庭菜園でハーブや育ててみたい野菜を植え、食べるため、より観るための野菜畑、市街地では贅沢かな?

食べるための野菜

 

診るための野菜

 

紅花は色素(色付け用)。パエリア風に。

ハーブの種はスパイスに。

 

 

 

ハスカップ地方創生

昨年も札幌在住、野菜ソムリエ上級プロ吉川さんの案内で、厚真町のハスカップ農家を見学させていただいた。

感動でした。自生するハスカップを選抜し、品種登録まで行い、自ら優品のハスカップを栽培するとともに、ハスカップの栽培奨励やハスカップブランド推進委員を務める農家さんの存在。厚真町の町長のHPでの挨拶の言葉はそのまま厚真町の要所で現実のものとして「可視化」されている。

生き残りの時代。地方創生にかかわる事業は全国多々あれど、結局、どのように進めていってよいかわからず中央資本の企業に資金を吸い上げられている現状。住民のこころが一つになれるかどうかに成功の可否がかかっている。

3月に札幌でハスカップのセミナーに参加させていただいた。

今年度はフードツーリズムのモニターとして厚真町を訪問した。2回目だからデイープな旅。

まずは吉川さんの車で現地入り。長沼の道の駅に立ち寄り、マオイの丘直売所で夕張メロン5個を宅配手続する。

昼食は地域の交流スペース(しゃベール)で卵かけご飯と豆腐のヘルシーメニュー。シンプルで良い。本物勝負。いまさらB級グルメには興味ないし、旅の行程、身体に負担のかからないこういった食事を希望。

途中、古民家のパン屋さんに立ち寄った。パンは売り切れていたが丁寧に暮らすその女性に会えただけで気分が良くなった。

そして原野に自生するハスカップ狩り。縄文時代から食されてきたであろうハスカップを、藪をかき分け少々採種。酸っぱくても自分で摘むハスカップの味は格別だ。

ハスカップ農家さんを訪れ、摘み取ったばかりのハスカップを購入し、冷凍で宅急便発送。

次はヨガ。気持ちの良い空間でポーズを組む。ヨガは初めてでもその心地よさは旅の疲れをとる。そのあとダムを見学して、もどりヘルシーな夕食。ビールまで飲んで4000円。安い。

そして旅館にチェックイン。

せっかくだからこぶしの湯で汗を洗い流す。入浴料540円。温泉としては普通だが、やはり地球を体感できる温泉は、訪れた場所では体感したいスポット。

このまま寝てしまうのはもったいない。地元の方々との交流を所望。ナイトサパー徳永へ!

カラオケ愛好会の方々と少しずつ気持ちがシンクロしてくる。ご挨拶の一曲。中島みゆきの「時代」を。つまみは途中購入した「甘露」、地元の特産「あまあまメークインのフライドポテト」。いまさら乾きものやチョコレートよりは、ずっとおもてなし感を感じる。会計はゴメンナサイの超格安(モニター価格)。

旅館にもどり就眠。けっこう快適。ビジネスホテルに慣れている人は好みがわかれるはず。

起床後、町内をノルディックウォーク。厚真町の朝は静かだ。河川敷を清々しく歩く。


町内も一周、飲食店の看板を見ながら、ここにも入りたかったなぁ、と次回への期待も膨らむ。

朝食は抜群に美味しい。一泊朝食つき5400円。山口農園のハスカップ(優品)がついてくる!!

そしてなんとハスカップの軍艦まきが登場。モニターならでは。
店主のハスカップへの熱い思いが伝わってきた。

短時間でも濃厚な厚真町の旅が実現。それはアテンドの方がいたからに他ならない。ここは重要ポイントなのだが、満足度が高ければ旅行代金は関係ない。大事なのは時間と体力温存(帰ったらすぐに仕事モード)、通称:アンチエイジング旅、このニーズもある。

ツアー客、個人の旅、視点は異なる。滞在してどこにお金を落とすか?ものより親切にしてくれた人のところへ落としたい。親切な人が売っているものは何か?サービスをタダにしてはいけない。

旅行のキーワードは後にも先にも「人」だと思う。

農林水産部機能性活用研究会

6月23日に開催されました。岩手の食材で毎日キュジーヌマンスール・マンスール(代表を務める)は共催の立場で参加させていただきました。

イサダオイル、山葡萄、寒締めほうれん草、雑穀などの機能性についての基礎研究はすすんでいたようです。

ただしそういった生産物のヒトでの実験はなされておらず、価値創造もなされていませんでした。岩手キュジーヌマンスールでもイベントや冊子の作成などを行いましたが、直接的な販路が拡大するということでもありませんでした。

岩手県の農林水産物を活用してひとも街も元気になる方法を専門家と一緒に考えてみるシンポジウム@いわて

弘前大学村下先生から「超多項目健康BD解析による健康長寿社会実現」、高知大学石塚先生「高知大学の地域連携事業による波及効果と今後の展望」のご講演

シンポジウム
岩手大学農学部、岩手医科大学歯学部の各教授、大船渡水産振興センター、岩手QM

これから岩手QMとして農水省の補助事業「寒じめほうれん草の機能性表示と久慈市の健康都市づくり」が始まっています。代表として頑張ります。

別件、スローフード関係でも活動しています。こちらは機能性とは対極にありますが、食生産をまもる事のほうが、機能性表示よりは大事なことと強く思っています。

また岩手銀河鉄道「びすとろ銀河」でのヘルシーランチ(週がわり、テーマ野菜を決めて提案)の指導も継続しています。

6月18日の奥中山ヨーデルウォークでは競歩の鈴木選手をお招きしました。

食生産と予防医学と地域創生、高い目標ですがひとつひとつ具現化しています。