投稿者: 宮田 恵

家庭画報11月号、12月号

img203

 

11月号に続き、家庭画報12月号P312-314に掲載されています。盛岡、佐々恵農園さんへ伺いました。

img204

 

11月号はP250に掲載されました。

http://www.kateigaho.com/

DSC_5234

こつこつ頑張ろうと思います。

 

 

治療方法

更年期以降の人生が長くなってくると、おとろえる自身の身体と向き合いながら、そして自身をいたわることが大切。医院の患者サービスの視点から、そしてオリジナルの治療をすすめていくことも医師としての重要なテーマです。

DSC_5305

DSC_5303

10月の運動セミナーは外部講師を依頼しての恒例:頑張らない運動・コンディショニング。運動習慣がないかたが急に運動するとむしろ身体を壊します。関節を伸ばしたり回転させたり、身体全体が軽くなります。肩から首の症状緩和にはとても良いようですね。

 

DSC09537

 

それからこちらも月1回の「野菜中心・食事栄養セミナー」今回のテーマは「イソフラボン」

DSC09542

骨粗鬆症と女性ホルモンの関連、それに関連して、SERM(ラロキシフェン)やイソフラボンの知識をお話ししました。意外と知らないイソフラボンです。

DSC_5342

そんな内容で11月10日、大阪で講義予定です。資料、本日できました。ちょっとここは気合が入ります。

 

 

 

味覚教育

自然の美味しい素材を食べていれば味覚教育はさほど必要ないと思われますが、世の中には、くちに入れた瞬間「美味しい」と錯覚をおこしてしまうつくられた食が沢山存在している現代、子どもに気づきを与えることはとても重要です。

 

スローフードジャパンのメンバーが韓国で行った味覚教育はとても素晴らしいものでした。

2013_1004_114512-IMG_5027

学習院女子大の品川教授(通称シジミ先生)

 

甘い、酸っぱい、辛い、しょっぱい、苦い、うまい

2013_1004_114104-IMG_5025

五感を使って味わうこと「鼻でかいで・目でよく見て・耳で聞いて・手で触って」

2013_1005_114816-IMG_5156

参加した親子はみるからに家庭水準が高そうで・・・韓国の受験戦争はそれはそれは厳しいようです。

2013_1004_115013-IMG_5031

品川教授のとなえる4つの心

ありがとうの心

いただきますの心

ごちそうさまの心

もったいないの心

2013_1004_113530-IMG_5024

 

ここに味覚教育のゴールがあるのでしょうね。

2013_1004_111343-IMG_5016

一方、外でジャンクフードを食べる子供はすでに「メタボ体型」。

岡田先生2

そして山形の岡田先生(通称紅花先生)の食品色素の授業です。

 

紅花 Safflower は山形県の花。食用・薬用・染料に利用されます。女性の「口紅」は女郎さんや舞子さんが使用しますが、たいそう高価なものらしいです。

2013_1005_113842-IMG_5143

紅花先生はもと中学の理科の先生。身のこなしはさすが。

2013_1005_114314-IMG_5145

色素が抽出されると子供たちの目はイキイキ。

2013_1005_115602-IMG_5158

食を美味しく見せる食品加工は食品業界の重要なポジションです。

2013_1002_115227-IMG_4832

そして別のエリアでは発酵と味覚のレクチャーが開催されていました。

2013_1002_115535-IMG_4833

パン酵母、モルトビール、バルサミコ、魚醤、醤油、ヨーグルト、チーズ・・・大量生産でまがい物も多くなり、真の発酵食品を探すのも困難な時代、こうしてまとめて講義をうける機会が何度でも欲しいものだと思いました。

 

自然のバクテリアなどの力を利用し、多糖類→単糖類へと甘さは変化、さらに糖から酢やアルコールへと変化、タンパク質はアミノ酸の旨みに変化し、複雑で奥深い美味しさへと順次変わっていきます。雑菌の存在や抗酸化物質の存在でも変化していくものなのだそうです。

2013_1002_121157-IMG_4839

この言葉が印象的でした。