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人生100年時代のこどもの食育

令和4年11月22日岩手町沼宮内中学校全校生徒に食育講演を行いました。岩手町教育委員会のご協力を賜りました。

岩手町には尊敬する農家さんが何人もいらっしゃいます。自然環境にも恵まれ、アイスホッケーも強い町。新幹線と在来線の駅があり、美術館もあります。本当の意味での豊かさを感じる町であり、中学生はみなしっかりしていて、実に頼もしかったです。

人生100年時代と言われていますが、自分らしく幸せに生き抜くためには、中学生のころの身体づくりが必要。小学生のころから食・運動・睡眠の大切さは学んできたことですが、医学的な解説を加えさらに詳しく解説しました。皆さん、真剣に聞いてくださいました。気象や国際事情など、中学生なりの未来への不安もあるのだと思います。

10月にさかのぼりますが、田野畑中学校でも昨年にひき続き全校生徒に講義を行いました。2年目ですので、さらに理解が深まったと思います。

可能な限り継続していきたいと思います。

第44回日本臨床栄養学会総会で講演

ご高名な先生方に囲まれまして、「抗加齢生活と野菜」というタイトルで18分間講演させて頂きました。生活→ライフ、人生100年時代、後半の50年間は自身の老化と向かい合って生きていく長い時間、食を選ぶ力はとても大事。なかでも野菜については抗加齢に役立つ野菜を選び、自身の体に毎日コツコツ取り入れる知識や経済力が必要になります。野菜に関わるネガティブな側面も解説しつつ、食事、機能性食品あるいはサプリメントとの立ち位置を意識しながら「目利き」の視点も生かしての講義内容としました。何年かごとに医学関係から依頼がありますので日々精進を重ねていきたいと思います。

農業No.1693論壇に寄稿しました

公益社団法人大農業会発行の農業は明治14年創刊の由緒ある雑誌です。8月号の論壇に掲載していただきました。昨年に続き2回目です。

テーマは労働の確保は運動器の健康から。産業医でも労働者の健康管理として、労災防止としても大事な視点です。高齢化する農家さんへの敬意をこめて執筆いたしました。