5月17日大通り健康教室
事実その1
国民の健康状態の悪さの原因のひとつは「食」である。
事実その2
超高齢化時代、シニア世代もいきいきと労働し、社会保障に依存しないことが望まれている。
事実その3
加齢にともなう身体変化はそれぞれ臓器別医療の以前に、抗加齢医学的なアプローチ(食、運動、心のありかた)が重要、なれば、食事治療をするのが最優先されて当然である。
医食農が重なりあう。しかしあまりに距離がある医食農
私は自分が及ぶ限りのチカラでいろいろな糸をたぐりよせてみた。
農家さん:早池峰菜を持参してくださった遠野ふるさと活性センターの藤井さん。
ロレオール伊藤シェフ・ライブは聴衆も一体
早池峰菜ソースが美しいひと品
お手伝いしてくださったシニア野菜ソムリエ・高橋義明さん。
メトロポリタンニューウイング狩野シェフから、共同で創りあげた健康フレンチコースの案内、と感動的オードブル。
流通。Olahonoこれまでのノウハウ、さらに生かして、健康食材をのぞむ方々に届けてね。
医療
参加者の方々に「食べる事、真の健康、幸せな未来」を実感していただき、そしてみんなで進むべき道の選択を感じ取っていただきたかった。
黄金の国いわて・写真右は大阪おかん代表・宮谷さん。岩手食材のファン&大阪への架け橋
言葉だけが先走りしている岩手県のキャッチコーピー「黄金の・・・」。平泉の金ピカピカだけ?
最後のメッセージ、皆さんは幸せですか?に8割くらいの方が挙手してくださった。その瞬間に心の通い合いを感じ、背景に豊かな大地を連想した。
ステージ上でバタバタするだけの、どうも乱雑なイベントでしたけど、医食農の距離がともかくこのイベント会場内で実感できたことが収穫でした。難しい構成でしたが自分なりに努力した事、得た事、反省すべきこと、すべて心にしまい込んで、次回からの活動に活かして行こうと思います。
参加してくださった方々へのお礼は、今後のお付き合いの中で少しずつ、繰り返してお返ししていきたいと思います。
ぶれません、こんなに重要な事なのに、真剣にとりくんでいる医師の方、私以外に見当たらないですし。
旅好きの私は若い頃から北東北を旅していたけれど、あらためて深く文化を知ろうとすれば、すばらしい観光資源が見えてきます。
3月下旬の秋田、お多福に野菜ソムリエ仲間と訪れる。秋田美人2名と店主、迫力あるでしょう。
正しい発酵食品、いぶりがっこ
柴漬けも素晴らしい↓↓
ゆべし、は米粉と味噌、胡桃の3年もの。日本酒好きにはたまらないあて
5月10日青森へ
青森野菜ソムリエの会での講演。会長さん交代です。
そのあと農家のおかあさんが切り盛りしているお店へ
山菜づくし料理
十和田は馬刺しもうまい!
ニンニクも本場だしね。昆布醤油漬け5年もの。
地酒「八甲田おろし」もほどよく・・
今回は行かなかったけど昭和小路、独特のムード、次回は是非
翌日は3大秘湯「谷内温泉」途中の新緑と透明な空気が実にここちよい
あーなんて素晴らしいお湯でしょう。
手付かずの自然、伝統食、純朴な人々。素晴らしき観光資源。青森・秋田・岩手・・食と環境で結びつけ観光立国日本、スタートさせたいです。
アンチエイジングレストランは最近の話題。大阪ハルカスには三國シェフとロート製薬が薬膳キュジーヌ・マンスールを展開しています。健康食といえばカロリーとか糖質ばかりが前に出がちですが、食材を重視し、食材の良さを最大限引き出したメニューにその理想が存在します。食べて健やかに生きていくという物語は、生産の場から始まります。
その前に住田町の農家・佐藤道太さんを訪問し、圃場を見せていただきました。ニンニク生産では高い評価を持つ農家さん、初夏の収穫のズッキーニの苗もスクスク育っています。
住田町レイ菜の種、秋が楽しみな野菜。
ニンニクも順調。
アスパラを頂いて、その足で岩手県奥州市ロレオールに向かいました。
大きなガラス窓、外に広がる視界と田園風景
三陸・洋野町の天然ホヤの上に、三陸の初夏の風物詩・やませのようなフワフワ・ソースがそっとのっています。ウルイの上には、これまた持参した岩泉町農家さんから頂いた放し飼い有精卵のポーチド・エッグが。
大船渡産のホタテの上には「ひろっこ」、ワラビが敷かれ。お酒を煮きりにして調理したソースが和のテイスト。
佐藤道太さんのアスパラガス。エディブルフラワーがココロをくすぐる
お肉は控えめに、とお願いして。とても柔らかく脂がしつこくない。周りに添えられた野菜の数々には油などを使用せず、これがアンチエイジング食の基本、発展すればキュイジーヌ・マンスール。
時間が無く、デザートは今回いただかず・・・残念。
こころも身体も、このお水のごとく蒸化されます。素材を生産して収穫して、いのちのプロセスを頂く瞬間に料理人の手が加わり、食材は自身の身体の一部となるのです。
加熱したり刻んだりのお料理が美味しさを作り出す一方、時として料理人の一方的な判断(あるいは誤解)により、素材の風味をそこねてしまう事もある。それは栄養価の損失、ということにも繋がる場合がある。よって、素材を最優先にするロレオールの伊藤シェフの料理には、食と健康を語る立場からも共感と感銘を覚えるのです。
また伊藤シェフの生産者を大事にする活動そのものが、料理人としての高い意識と使命を感じさせるものです。伊藤シェフは農水省マスターシェフに認定されています。
http://www.maff.go.jp/j/shokusan/gaisyoku/kensyou/jushou23.html
私は食のオフィシェの立場から、生産者も交えて、伊藤シェフと活動を始めています。これはビジネスではなく私の生きる姿勢の表現です。
http://www.maff.go.jp/j/shokusan/gaisyoku/kensyou/off_area1.html
5月17日土曜日、盛岡大通り「リリオ」で、生産者、伊藤シェフとともに、「岩手の食材で真の健康増進」と題して講演いたします。
豊潤な未来を創りたいです。