平成25年7月7日、秋田市内で秋田の郷土作物の「ものがたり」を聴こう!が、開催。しかし愛されオヤジ健康料理教室の講師だったので、参加できず。それでもお誘いくださった米カフェの米村かおりさんにお願いして交流会に合流しました。

秋田県立大学・生物資源科学部教授、吉澤結子先生、准教授桜井健二先生、秋田伝統野菜研究家・吉尾聖子氏、米カフェ・米村かおり氏らと。この方々にご挨拶に伺うのが主目的でした。これまで秋田の伝統作物、発酵食品、そして秋田美人を追いかけ、地域の食文化と人々のくらしに残すべき日本があると考えてきました。

ラスト・ジャパン。残された日本、手つかずの日本・・・八戸大学の大谷学長から伝授された言葉です。農作物でも発酵食品でも新しいモノだけを追い求め、伝統を維持したり磨いたりする努力を忘れてしまっています。世界中、同じ価値観で爆走している中、変わらない日本に大きな価値を感じます。

あとから送付された資料を眺め、そのままで継承された作物の美しさにため息がでます。秋田は米が中心だったので、その傍らに自分たちのための伝統野菜を生産してきた、だから残ってきたのでは?そう知り合いの野菜ソムリエさんが教えてくれました。たしかに収量みばえ重視、JA推進作物ならF1などの品種改変の作物を生産するでしょう。






お料理にすると、すでにその農作物の名前がごちそうになり、料理人の手でスペシャルなメニューにかわります。

これから秋田郷土作物研究会がスタートします。わたしも地域で暮らしをささえる秋田美人を語ろうと思っています。ヒトを診る仕事ですから・・・。
7月7日(日曜日)盛岡手作り村にて、愛されオヤジシリーズ第二巻「野菜薬膳カレー」で学ぶファイトケミカルを開催しました。

生薬であれハーブ、スパイス、そして野菜のカロテノイド、フラボノイドなどなども全て植物化合物(ファイトケミカル)です。
治療として使用する、あるいは毒になる、または食事を美味しく食べる
それぞれ種類や濃度で表情は変わります。ともかく疾病予防やアンチエイジングは毎日こういったファイトケミカルをコツコツ食べることが必要です。

市販のカレールーはいわばつくられた味。そして使用されている油脂や増粘剤は胃もたれの原因です。白米にじゃがいもや肉中心のカレーは非健康食。

今回は健康なカレー基材、ハープやスパイスを好みで加え、そしてファイトケミカルたっぷりの夏野菜を使用しました。

一度に鍋で煮込んでしまうと、からい、苦いなどの味がまじりあい、むしろ間の抜けた味になります。


野菜を素揚げしてカレーにのせました。油を控えたいときはグリルすればよし。

普段、料理しないという方も、もともと男性は器用ですから、料理なんてちょろいはずなのですけどね。お上手!

野菜ぎらいの手作り村・佐々木雷蔵さんもカレーならご満悦。


みんなでワイワイ料理して食べる。最高の健康食です。
家族には「かなり贅沢な趣味」といわれている自宅わきの6畳の家庭菜園。おさなななじみにセットしていただいてから4年目になり、土の状態も良くなってきたようです。

最初は、ただやみくもに植えていただけでしたが、難易度が高い作物を植えても無駄、だれでも出来る作物を、丁寧に手入れすればいい、という結論に達しました。

そうすると、トマト、ピーマンは失敗しないし

意外と難しいのは茄子。植えるのが遅かった・・・。

今年はハーブに挑戦、とくにローズマリーの原稿を書いてから、とても気になり、3種類のローズマリーを挑戦中。かなり丈夫ですから失敗ないでしょう。

かなり前にまいたゴーヤ、さすが南国の野菜、気温を見計らって芽を出してきました・・・。種1つぶ60円なり。
まあ、日ごろやらないことは、急にはできません。いつか大自然クリニックのために、こうしてコツコツ練習を重ねているのです。