投稿者: 宮田 恵

壮快4月号

今回2回目登場になりました健康情報誌「壮快」。誌面が一新し、見やすくなりました。

 

 

 

おからダイエットのコメントでちょっと登場しています。

まずはコツコツ仕事していきますね。

骨粗しょう症の治療を整形外科・内科で行う医院

みやた整形外科医院が開業して5か月が経過しました。開業してからでは解らないことも沢山あるので、自身の診療スタイルを模索していました。

 

院長は脊椎外科領域の経験はかなり豊富でしたが、実はリウマチ専門医でもあり、骨代謝で学位を取得しているので、切らない整形外科、でも多くの患者さんを診療していました。開業してから「切らない整形外科医」の領域の割合も増えてきます。

 

骨粗しょう症の治療目的は骨折の予防で、骨強度を高める重要性が叫ばれています。ただ、現時点で保険診療での骨粗鬆症治療は骨密度増加に限られています。骨強度を高めるためには骨質を保つことが必須、そこには内科的、栄養学的な管理が必要です。

 

栄養学は日々の食生活の知識の伝授が必要で、診察時間内にそれを説明することはかなり難しいことです。

 

理解度もかなり差がありますので、具体的にお料理メニューを提示し、視覚から理解していただくことも大事です。

 

 

月に一回、定期的にセミナーを行う事にしました。待合室での講義なので1回に15名の限定、定員オーバーでしたので同じ内容で翌週に2回目も行いました。次回は2月24日です。

 

骨粗しょう症でナンバーワン医院をめざしたいです。院長に「おとなしくやりなさい」と言われていますが・・。今さら、ちょっと遅すぎるかも。

糖尿病教室

久しぶりに講師をさせていただきました。合併症についてがテーマでしたが、糖尿病性網膜症、糖尿病性腎症、糖尿病性神経症の三大合併症は有名ですが、症状や治療法をお伝えして、このようにはならないように、と警告を出すだけの講義にしたくありませんでした。

 

 

なぜならこういった教室に参加してくださる方はもともと治療に熱心な患者さんですので、治療意欲をさらに高めるような内容にしなければ意味がありません。

 

私の領域、野菜のお話を後半、糖尿病と野菜について。

それから食事療法のキホン、血糖コントロールだけでなく合併症予防のための食事です。塩分制限やカリウム制限、タンパク質制限など合併症になってから行う食事療法ではありません。

合併症の進展には活性酸素やAGEsの臓器沈着が問題です。病的老化を進めないことも重要です。

活性酸素は老化促進にも影響しますし

 

 

AGEsはコラーゲンの質を劣化させます。

抗糖化物質も研究がすすんでいます。

 

抗酸化物質は野菜の成分・ファイトケミカルから毎日コツコツ。

 

糖尿病治療には野菜が必須、なんどでも強調します。