大阪農業時報12月号の随想に原稿を寄稿させていただきました。
10月の講演から繋がりありがたいお仕事です。
食事は多様・多因子。何をもって食事療法とするか、栄養学・医学の考えだけでは完全でありません。植物と薬学的な思考回路があれば、角度は変わったくると思います。
森の診療所メディカルレストラン in Morioka
開催しました。〇〇を食べれば健康になる。その解釈は実は容易ではありません。大根も食品成分表に記載されている数値では説明されない健康への寄与があるのです。
色々な領域の方が食の情報を語りますが、総じて間違いではありませんが、身体の中に取り入れられたら、その後どうなるのか、すべての人に当てはまるのか、言及されることは少ないですね。かといって大学教授が正しいのか、といば現実ばなれしていて、およそ農業の未来に結びつくことは少ないのです。いのちは食糧生産の上に成り立ちます。
私が大事にすることは食材の品質です。同じ大根でもここまで違う!
さて今回もAVAZのシェフが野菜たっぷりのメニューを料理してくださいました。
前菜:きのこの辛味大根和え、とりささみと大根のなます風、地大根のエゴマバーニャカウダ
メイン:鮭のポワレと安家地大根
次回は3月5日です。
日本心療内科学会でポスター発表しました。
「何かやっているな・・・」程度で反応はありませんでした。
人を診る視点が違うのかもしれません。
岩手県薬剤師会市民公開講座。野菜・果物・ハーブの力(チカラ)でアンチエイジングと題して講演させていただきました。
薬学を目指す高校生から薬剤師の方々まで幅広い聴衆。とまどいはあったものの、食べたものが体ののかでどのように役に立ち、また影響するのを解説しました。
生薬の勉強もされているので薬剤師の方への到達度は良かったと思います。薬剤師の方々が食領域、とくに青果物に興味を持ってくださることを願ってやみません。
講演の冒頭、野菜のかご盛りを薬局においていないもの、として提示。これの代わりになるものはありません。
氏名:宮田 恵
医師/野菜ソムリエ上級プロ